ブログ移転のお知らせ

当ブログのライター用IDとパスワードがわからなくなって放置していましたが、このほ...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大観自伝/横山大観

 明治元(1868)年生まれの横山大観が昭和25(1950)年から1年間にわたって半生を振り返り、『大観画談』として刊行した。1981年に講談社学術文庫に収録する際に「自伝」へと改題された。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

勝利がすべてを変える/ジョン・カーワン

 ラグビーの前日本代表監督、というよりはニュージーランド・オールブラックスの元スター選手というべきであろうカーワンの本。日本ラグビーへのメッセージという趣旨だが、それよりも自伝の部分が面白い。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

消えた横浜娼婦たち/檀原照和

 戦前の「メリケンお浜」と戦後の「メリーさん」という、2人の娼婦の足跡を辿ったノンフィクション。2人の人生を描くためになされたバックグラウンドの説明が隠れテーマであり、著者自身も述べているように「横浜裏面史」をまとめた1冊となっている。

» 続きを読む

| | コメント (2) | トラックバック (0)

釜山港へ帰れ チョー・ヨンピル自伝

 韓流ブームの先駆けともいえる歌手、チョー・ヨンピル(趙容弼)が日本でのブームに乗じて1984年に出版した自伝。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本男児/長友佑都

 明大サッカー部で試合のメンバーに入れずスタンドで太鼓を叩いて応援していた男が、ほんの数年で「世界一のサッカーチーム」であるインテルミラノの一員へと大出世を遂げた成長物語。24歳で自伝って、と自らも思ったらしいが、しかしこの本は「今」出すことに意義があると思う。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドイツ海軍魂 デーニッツ元帥自伝(山中静三訳)

 カール・デーニッツは、ヒトラーの後を受けて大統領となり、ドイツを終戦に導いた人物だ。ニュールンベルグ裁判で有罪となり、10年の刑期を終えた後に書いた回想録『10年と20日間』で1935年から10年間の濃密な期間について書いている。本書は、主としてそれ以前の出来事を書いたものだ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鈴木貫太郎自伝

 二・二六事件で「君側の奸」として襲撃されて瀕死の重傷を負い(当時は侍従長)、「終戦時の内閣総理大臣」としてポツダム宣言を受諾した鈴木貫太郎の自伝。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

話せぬ若手と聞けない上司/山本直人

 世代間でのコミュニケーションについての本だが、私がメモったのは本題ではなく、エピソード。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

心を整える。/長谷部誠

 サッカー日本代表キャプテンが書いた話題の本。「心」を「強くする」というよりは「調整する」「調律する」ように意識しているという主題に添って、ワールドカップやドイツなどでの経験を適切に織り交ぜた内容。なかなか感心できる出来栄え。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

女として人類学者として マーガレット・ミード自伝(和智綏子訳)

 単にミードと書くと社会心理学者のG.H.ミード(男性)と紛らわしいが、文化人類学者のM.ミード(女性)の自伝である。そこで混乱するのは私だけ?

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

津軽三味線ひとり旅/高橋竹山

 津軽三味線の独奏というジャンルを確立した高橋竹山(初代)は盲目で、旅芸人から身を起こした。その竹山の語りをまとめた本。
 今回は三陸の津波について語られた部分を紹介する。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

チモシェンコ自伝―想い出すままに―

 ステパン・P・チモシェンコ(現在ではティモシェンコという表記が一般的)はロシア革命を機にアメリカへと渡った白系ロシア人で、材料工学や弾性論の教科書を書いたことで知られる。彼の書いた教科書は多くの言語に翻訳され、半世紀以上たった現在でも、日本の大学の工学部で使われることがあるという。そのティモシェンコが1960年代に、80歳を過ぎてから書いた自伝。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トルコのもう一つの顔/小島剛一

 貧乏学生の「ほんわか紀行文」風の書き出しは目くらましだ。トルコ政府による少数民族迫害の現実を描いた本である。監視者や警察官との間で虚々実々の駆け引きをしながら、自らのフィールドワーカーとしての立場を守ろうとする様子は、スパイ小説じみている。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マイ・ドリーム バラク・オバマ自伝

 自伝といっても1995年、34歳のときに書いたものだ。しかも内容はほぼ1980年代までのことで、上院議員どころか政治家にすらなっていない。書かれているのは基本的に「自分は何者なのか」「自分の居場所はどこか」を探る心の旅だ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

長谷川潾二郎画文集 静かな奇譚

 平塚市美術館で開催された長谷川潾二郎(「潾」は正しくは「憐」のヘンをサンズイにしたもの)の回顧展(平明・静謐・孤高-長谷川潾二郎展)を機にまとめられた画文集。彼の作品を120点以上集めた展覧会で、画文集にもそれがすべて掲載されている。3150円と、この分野の書籍にしては安価なのですかさず購入。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

芸術随想 おいてけぼり/洲之内徹

 長谷川りん二郎の回顧展に行く前に、洲之内徹の未読本を読むことにした。文章は端的で読みやすいし、作品を紹介するカラー写真は多数掲載されている。親切な作りの本だ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナチス狩り/ハワード・ブラム(大久保寛訳)

 ひどい邦題に貶められているが、まともな本だ。抗議する主体がいないってことなのだろうが、この邦題のチョイスはないな。架空歴史戦記かなんかのヨタ本かと思ったよ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「人工冬眠」への挑戦/市瀬史

 タイトルを見るとSFじみているが、サブタイトルは「『命の一時停止』の医学応用」と現実への応用を思わせるものになっている。しかし、素人的には裏表紙の「クマやリスに学ぶ最先端医療」こそが本書の面白さを端的に表していると思った。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私が彼を殺した/東野圭吾

 義姉が頭にきた本シリーズ第4弾。
 前回取り上げた『どちらかが彼女を殺した』に比べると私の評価は低い。だって、ただの「欠けている」作品だと思うから。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どちらかが彼女を殺した/東野圭吾

 義姉が頭にきた本シリーズ第3弾。
 正確にいうと「頭にきた」わけではないのかもしれない。これと『私が彼を殺した』の2冊を持ってきて「ちょっと読んでみて」と言った。眉間に縦じまを浮かべながら。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎

 義姉が頭にきた本シリーズ第2弾。
 今をときめく伊坂幸太郎のデビュー作にもダメ出しですか。あ、でも思い当たる節はある。義姉の趣味じゃないってことには。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

プリズム/貫井徳郎

 義姉が頭にきた本シリーズ第1弾。
 確かにこれはひどい。以下、内容を詳述しながら酷評するので未読の方、気を悪くされる方はお帰りください。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

楕円球の詩 自伝・林敏之

 ラグビー選手の自伝。これは拾い物だった。ラグビーに詳しくない人でも、神戸製鋼の黄金時代にいた、白いヘッドキャップをかぶって口髭を生やした選手といえば「あの選手か」とわかるかもしれない。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マルコムX自伝

 黒人解放運動の指導者の自伝といった限定された意味づけでとらえずに、単に1人の人間の自伝と捉えたほうがよい。なかなか波乱万丈だから。ちなみにいうと私はスパイク・リーの映画も見ていないし、それほど予備知識は持っていなかったが、それは気にならなかった。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ある人生の記録(森嶋通夫の自伝3部作)

 ノーベル経済学賞に最も近い日本人といわれた著者の自伝3部作。1冊目の『血にコクリコの花咲けば』が旧制高校→大学→学徒動員→終戦を、2冊目の『智にはたらけば角が立つ』が戦後の京大・阪大での教員時代、3冊目の『終わりよければすべてよし』が渡英した後の主にLSE=ロンドン・スクール・オブ・エコノミー=の教授としての生活を書いている。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

南ヴェトナム戦争従軍記(全)/岡村昭彦

 第二のキャパと紹介された国際フォトジャーナリストの戦場レポート。ただし写真の点数は多くなく、テキスト中心。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Litti ピエール・リトバルスキー自伝

 西ドイツ代表選手としてワールドカップ優勝を経験した後に、Jリーグにやって来たリトバルスキーが来日2年目、34歳のときに書いた自伝。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

さらば気まぐれ美術館/洲之内徹

 シリーズ最終巻。著者の死をもって連載は唐突に終了した。それをそのまま収録している。70歳を超えて死を意識した記述が増えているものの、最後まで現役感を漂わせている。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マイ・アメリカン・ジャーニー/コリン・パウエル

 黒人として初めてアメリカの国務長官になったパウエルの自伝。むしろ湾岸戦争時の統合参謀本部議長としてのほうが知られているか。彼が統合参謀本部議長を退任し、それと同時に陸軍を退役したあたりまでのことが書かれている(したがって、国務長官時代の内容は含まれない)。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

人魚を見た人/洲之内徹

気まぐれ美術館シリーズの4冊目。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

銀河ヒッチハイクガイド/ダグラス・アダムス(安原和見・訳)

 好事家たちの間では有名なSFコメディ。いかにも好かれそうな作品だ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功/福田誠治

 近年注目を集めているフィンランドの学校教育をレポートした本。知識からリテラシーへの転換を果たし、英米のエリート育成とは対照的に、全体の底上げを図って成果を上げている様子がわかる。まあ、フィンランドの国民負担率は60%を超えているので、日本で同じようにマンパワーを投入出来るとは思えないが。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

信長の戦争――『信長公記』に見る戦国軍事学/藤本正行

 桶狭間の合戦は奇襲ではない。墨俣一夜城は実在しない。長篠合戦での鉄砲三段撃ちは創作。といった内容からなる一冊。副題にあるように『信長公記』を根拠とするが、それだけでなく、他の資料や戦国時代の常識や信長の一連の言動から見た一貫性も活用している。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

土/長塚節

 明治末期の貧農一家を描いた日本農民文学の代表的一作。暗くて、重苦しくて、常に頭を押さえつけられているような圧迫感がつきまとうし、最後までハッピーエンドは訪れない。だが、妙に病みつきになるタイプの小説だ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夢と魅惑の全体主義/井上章一

 イタリア、ドイツ、日本のファシズム時代と同時代のソ連、中国の建築を概観していくことで各国の違い、とりわけ「日本ファシズム」のショボさを明らかにする一冊。…という内容よりも、著者である井上章一の注目度で読まれる本なのかな。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

知られざる水の「超」能力/藤田紘一郎

 寄生虫の研究やそれを解説した書籍で著名な著者による水の本。寄生虫病や感染症の実地研究を通じて水への関心を高めたというが、評判の良い寄生虫の本に負けず劣らず、面白い。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

霞が関半生記―5人の総理を支えて―/古川貞二郎

 官僚のトップといわれる内閣官房副長官(事務)を史上最長の8年7か月務めた著者の回顧録である。その任期は村山・橋本・小渕・森・小泉の各内閣にまたがる。
 地方国立大学を卒業していったんは長崎県庁に勤めつつ国家公務員上級試験に再挑戦し、厚生省に入省したという異色の経歴ながら官僚のトップにまでなったということを並べるだけで興味深いが、期待にたがわず面白かった。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やくざと日本人/猪野健治

 江戸時代から始まる「やくざ」の歴史をまとめた本。私は全然その世界には疎いのだけれど、するりと腑に落ちる説明になっている。歌舞伎町を中国マフィアが牛耳ることも、日雇い派遣が窮状にさらされるのも、1974年に刊行された本書の射程内の出来事と思える。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

甲賀忍法帖/山田風太郎

 山田風太郎の出世作にして忍法帖の第1作。これは売れて当然でしょう。
 伊賀と甲賀のそれぞれ10人の精鋭忍者によるグループ戦だが、総勢20人もの忍者のキャラクターが立っているので「登場人物一覧表」がなくてもスムーズに読める。話の展開も早く、読者は追い立てられるようにどんどん読み進むことになる。冒頭の設定を読めば伊賀が勝つことは明らかなのだが、結果を知りつつも、そのプロセスだけで十分読ませる。エンターテイメントとしての完成度は相当高い。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自動車と私 カール・ベンツ自伝/カール・ベンツ

 自動車が曲がるとき、外側のタイヤと内側のタイヤの回転数は同じではない。横一列の行進で曲がるとき、内側の人はその場で足踏みをし、外側の人は必死に前に進まなければならないことを想起すればわかる。
 これを実現するための工夫が差動装置(ディファレンシャル・ギア)で、カール・ベンツの発明なのだ。そのほかベンツは、乗り物に搭載できる小型のガソリンエンジン、電気式の点火装置、効率的な気化器、エンジンの水冷機構、クラッチといった装置を発明し、改良することで「実用的な自動車」の製造に成功したのだ。つまり、現在の自動車に必要な機能の大半は彼が発明したということなのだ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民俗学の旅/宮本常一

 庶民の生活を描く筆致の確かさは、彼の代表作『忘れられた日本人』に通じるものがあり、宮本家の先祖、祖父母、両親について述べている冒頭辺りはとても面白い。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

古代への情熱/シュリーマン

 自伝だと思って読むと肩透かしを食らうので注意。
 シュリーマン自身が書いた「自伝」は、生い立ちから商人として成功し、いよいよこれから研究・発掘に専念するぞ、というところまでで、それ以後の記述は編者が地の文を書いて要所にシュリーマンの文章(日記とか)を引用するスタイルなので、総合すると「自伝」というよりは「伝記」だ。
 これを知らずに読んだ私は(無知ですみません)、ひどくガッカリした。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

福翁自伝/福沢諭吉

 福沢諭吉が偉人扱いされるのは、本人も(暗に)認めるように、時代背景があったからだろう。世が世なら「口舌の徒」とされるような人物だ。
 彼は「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」というフレーズで有名だが、実際のところ政治的な発言も多い。それでいて自らは政治の世界には入らず、一貫して部外者としての発言に終始している。その理由についても「自伝」で言及しているわけだが、彼自身の中での説明にはなっていても、他者を納得させられるかどうかは微妙だ。まあ「うまくやったな」というのが私の印象だ。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

人間にとって法とは何か/橋爪大三郎

 法学部では「法とは何か」を学ぶことはない。たいていは1年次の必修科目として「法学」があるが、ここで学ぶのは、法源の種類とか、法解釈の種類だったり、あるいは比較法だったりする。シラバス上は「法とは何か」を初めに学ぶことになっているが、通り一遍に撫でるだけである(私の経験に基づいているので違う大学、講義もあるかもしれませんが)。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

経済学殺人事件/マーシャル・ジュボンズ

 この本は『経済学部唯野教授』なのだと認識して読むべきなのだろう。
 筒井康隆の『文学部唯野教授』が、ストーリーよりも作中講義における文学理論の説明によって注目されたのと同じように、この『経済学殺人事件』についても、作中でなされる経済学への批判、擁護、説明などを楽しむべきなのだろう。少なくとも、一般的な意味での推理小説ではない。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)