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2008年12月

競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功/福田誠治

 近年注目を集めているフィンランドの学校教育をレポートした本。知識からリテラシーへの転換を果たし、英米のエリート育成とは対照的に、全体の底上げを図って成果を上げている様子がわかる。まあ、フィンランドの国民負担率は60%を超えているので、日本で同じようにマンパワーを投入出来るとは思えないが。

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信長の戦争――『信長公記』に見る戦国軍事学/藤本正行

 桶狭間の合戦は奇襲ではない。墨俣一夜城は実在しない。長篠合戦での鉄砲三段撃ちは創作。といった内容からなる一冊。副題にあるように『信長公記』を根拠とするが、それだけでなく、他の資料や戦国時代の常識や信長の一連の言動から見た一貫性も活用している。

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土/長塚節

 明治末期の貧農一家を描いた日本農民文学の代表的一作。暗くて、重苦しくて、常に頭を押さえつけられているような圧迫感がつきまとうし、最後までハッピーエンドは訪れない。だが、妙に病みつきになるタイプの小説だ。

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