ある人生の記録(森嶋通夫の自伝3部作)
ノーベル経済学賞に最も近い日本人といわれた著者の自伝3部作。1冊目の『血にコクリコの花咲けば』が旧制高校→大学→学徒動員→終戦を、2冊目の『智にはたらけば角が立つ』が戦後の京大・阪大での教員時代、3冊目の『終わりよければすべてよし』が渡英した後の主にLSE=ロンドン・スクール・オブ・エコノミー=の教授としての生活を書いている。
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ノーベル経済学賞に最も近い日本人といわれた著者の自伝3部作。1冊目の『血にコクリコの花咲けば』が旧制高校→大学→学徒動員→終戦を、2冊目の『智にはたらけば角が立つ』が戦後の京大・阪大での教員時代、3冊目の『終わりよければすべてよし』が渡英した後の主にLSE=ロンドン・スクール・オブ・エコノミー=の教授としての生活を書いている。
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この本は『経済学部唯野教授』なのだと認識して読むべきなのだろう。
筒井康隆の『文学部唯野教授』が、ストーリーよりも作中講義における文学理論の説明によって注目されたのと同じように、この『経済学殺人事件』についても、作中でなされる経済学への批判、擁護、説明などを楽しむべきなのだろう。少なくとも、一般的な意味での推理小説ではない。
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