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2013年2月

四大陸選手権2013 その2

四大陸選手権で一番ドラマティックだったのは男子シングルで間違いない。
ケビン・レイノルズの優勝、シニア・デビュー選手ハン・ヤン選手の銅メダル、高橋大輔の失速、フィリピン選手の躍進、無名の全米チャンピオンの来日、若い個性豊かな選手の活躍…。
ヨーロッパ選手権に比べどうしても見劣りしてしまう4大陸選手権だが、これからが期待できると思わせる兆しがたくさんあったと思う。
 

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4大陸選手権2013男子シングルその1 とりあえずケビンへの愛を語ってもよいか?

ケビン!優勝おめでとう!!

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四大陸選手権2013の会場は大阪市中央体育館

はじめていく会場なので覚書。
 
地下鉄中央線最寄駅朝潮橋から歩いてすぐ。
深夜の運行間隔が10分ほどなので、混雑するが、ホーム中ほどはかなり空く。
JR環状線を利用する人は帰宅時隣駅まで歩く人も多い。
 
飲食店は近場にロイヤルホスト、少し離れてもう一つファミレス。
他にもうどん屋、すし屋、喫茶店などがある。あと持ち帰りできるたこ焼き屋。
会場の入口脇の屋根のあるところに屋台が数件並ぶ。ここで買ったものを屋外で手早く食べるベテランも結構いる。
中の売店はペットボトル、おにぎり、菓子パン、アイスクリーム(結構室内温度が高いので購入している人は多い)などに特化して大量に仕入れ。何度か前を通過したけど、食物難民はついぞ見なかった。
食べ物に関してはまったく不安はない。
 
会場は傾斜があり、前列との間隔も広い。2階19列辺りで観戦していたときも不満は感じなかった。(2階はおそらく24列ぐらいまでかと思う)。とても見やすい会場。
 
特筆は椅子の良さ。155センチの身長で背もたれがちょうど頭頂部あたり。くたびれたときに後頭部まで寄りかかれるというのは長丁場にありがたい。座席部もクッションが厚めなので尻が冷えず、持参したクッションは一度も使わなかった。(ただし、厚手のレギンスにウールのズボン、ももまで覆う厚手のセーターワンピースといういでたち。)札幌の全日本はこれと同じだったが、クッションを使用した。
 
観覧席の温度は比較的高い。
ヒートテック、綿シャツ、厚手のセーターワンピース、前述のボトム、靴下、ブーツ。ダウンコートはほとんど着ず。膝の上に置くか背もたれと背中の間に突っ込んでいた。
 
女子トイレは各個室12個。洋式・和式は半々。男子トイレも女子トイレに転用してこちらは個室2個。多目的トイレはさまざまな利用目的があるので男女共用のまま(たまに女子トイレに転用している恐ろしい会場があるがそんなことがなくってよかった。)。
競技間の間隔が製氷時間を含め1時間前後は必ずとれていたせいか、並んでいる列をあきらめて会場に戻るという失態は3日中1回。
 
バナーについて。
バナーを持参したことがないので詳しいことはわからないが、今大会はバナーは各開催日に行なう抽選制。
会場前に看板にて、各開催日の集合時間を告知。当日それに基づいて抽選を行うというもの。サイズも決まっている。これを超える大きさのバナーは折りたたんで掛けていた。無断でかけたものは撤去。どうやら掲載場所についても決まっているらしく、当初1階の手すりの場所にかけられていたバナーの一つが係員の誘導で2階手すりへと変更されていた。
バナーについてはいろいろとトラブルがあるようだし(会場で会話した女性も遭遇した経験を辛そうに話してくれた。)、場所取りのために厳冬の中早くから並んでいる姿を見ると良いことだと思う。

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ヨーロッパ選手権2013 男子シングル

今年のヨーロッパ選手権は予選が廃止。
それに代わりミニマムポイントが導入された。
四大陸選手権も同じシステム。
SPでは25.00、FP45.00では点をテクニカルスコアでマークしていないと出場できない。
そのかわり、予選落ちして大会出場の記録そのものが残らないという事態は避けられる。
これまで、選手派遣までこぎつけても予選落ちでチャンピオンシップ出場記録が残らず国内予算獲得にハンデを負っていたスケート小国の賛成で新しく導入されたしくみ。
これによりこれまであった開催国出場枠が実質消失。
今回開催地のクロアチア(ザグレブ)はミニマムポイントをマークできた男子選手がおらず、男子シングル競技に自国選手を出場させることができなかった。
クロアチアは旧ユーゴ時代からのゴールデンスピンという国際大会を毎年開催している国なので、ちょっと残念な気がする。
ただ、これまで強い選手はクロアチアからでていないと解説の樋口豊先生が話していた。
 
ミニマムポイント制は世界選手権でも導入されているので、SP、FPを超えることが多くの出場選手の大きな目標の一つになっている。
 
出場選手は30人。5グループ。ドム・スポルドワの会場収容人数は8000人。もともと地元のアイスホッケーチームのホームリンクではあるが、テニスコートやハンドボールコートを設置して大会を開くなど多目的競技場でもある。
リンク内温度が高いらしく観客は軽装。リンクの端のほうでいくつか水たまりがみられるなか男子SPが始まった。それでも女子SPや男子FPでは水たまりはなくなっていたのでそこは改善されたらしい。
リンク内は青で統一され、フラワーガールや、アシスタントの女性たちのドレスもブルー。そして赤いハートがシンボリックにところどころに配されているほか、フラワーガールのうち二人はこのハートを大きな羽として2枚背中につけている。動きにくそうだ。
 
さて、出場3枠をもっているのはロシアと、フランス。
 
ロシアは先日のロシア選手権の結果に他総合的に判断して、プルシェンコ、ボロノフ。そして4位だったジュニア選手(マキシム・コフトゥン)の3人。
フランスは順当にトップ3をひろってきたようだ。

2枠をもっているうち、ベルギーはケビン・ヴァン・デル・ペレンが作シーズンで引退した後の若手が出場せず0人!
チェコはトマシュとブレジナ。この二人、国内選手権ではそろって棄権。GPSでも結果が悪く、国として問題あるんじゃ?と勘繰られる中でのヨーロッパ選手権。過大な期待はチェコ勢にはしないでおこうという気分。


結果
 
1:ハビエル・フェルナンデス
2:フローラン・アモディオ
3:ミハル・ブレジナ

ハビエル・フェルナンデスはSPでとてもステップが上達していたので見応えがあったのだがFPのチャップリンメドレーは秀逸。
ステップはもちろんトランジッションまでチャップリンの動作を見事取り入れた表現で文句なしの第一位。終盤かなり息切れがしていたけれど、チャップリンの動きは地面の上で真似事してもわかる、ものすごく体幹を使う。大目にみたっていいだろう。その分境選手権に向けての期待幅がひろがるというものだ。いつかは必ず世界チャンプになる予感を感じた素晴らしFPだった。
 
フローラン・アモディオはSPを去年のFPを改変したものに変更。とてもフィットしているよう。止まった場所で踊る箇所が何度も織り込まれる彼のプログラムは個人的に好みではないので「またか…。」というのが正直なところ。それが、彼の個性だし、モロゾフのいうところの変革なのかもしれないけれど、それでチャンピオンを目指して王道とするより、先にチャンピオンになってそれをトップダウンで流行らせてしまうほうが早道じゃないのか?とは思う。まあ、あのスタイルを追いかけている選手は今大会でもみかけなかったのでどちらにしても特異点か。
 でもなあ、それなりのスケーティングスキルがありそうなのだから、もうちょっと一足、一足の伸びを見せるプログラムを見せてもらいたいものだ。
 
ミハル・ブレジナは念願のヨーロッパメダリストになって、表彰台の上でうれしそうにはにかむ。
彼はグランプリシリーズでは振るわず、自国のナショナルでは病気で欠場。散々なシーズンだっただけに見ている側としても意外。
アンタッチャブルは先シーズンからなので、一見して腕が細くなっていたのがわかる。それで、出てきたときに心配したものの終わってみれば、これまでの中で一番の出来だったのではないのかな。このプログラムは今年で卒業できそうだ。
 
4位はブライアン・ジュベール。5位はマキシム・コフトン。6位はアレキサンダー・マヨロフ。7位のセルゲイ・ボロノフ。と続く。
ジュベールはSPで3位につけ、FPは最初の4回転で「これぞ男の4回転」を披露したものの3つ目・4つ目のジャンプで手痛いミス。これが響いてFP5位。FPのプログラム自体はとても素敵なので、今回は不本意そうな顔をしたもののワールドにはいい流れができるのではないのかな。ジュベールぐらいの年齢になると、自分の体との戦いになるのでヨーロッパとワールドの両方を狙うのは難しい。ファンとしては無責任ながらも「ワールドで結果がでれば無問題。」エールを送る。
 
5位のマキシム・コフトンはロシアの若手。ロシア選手権4位で、ジュニアとの掛け持ち。ついでにジュニアGPS王者でジュニアでは敵なし状態の期待の新星。3位のメンショフを差し置いてのヨーロッパ選出にロシア国内でいろいろと騒ぎになっていたようだけれども、ふたを開けてみればロシア勢で最高順位。ソチに向けて評価を上げておくという派遣目標をクリアして、本人的にも一息ついたことだろう。Jスポでロシア選手権をみたときよりよいFPを披露していたし、たぶん、いつもはもっとジャンプがうまいんだろう。でも、他はやっぱりジュニア。ソチで結果を出すためには今季・来季は結構な茨道を歩かなくちゃならない。
 
そして、ロシア勢有力候補NO1のプルシェンコはSP終了後に腰痛のため、棄権。1/31にはヘルニアの手術を受け、ワールドには出場しないことが決定。ロシアのワールド1枠はボロノフの見通し。プルシェンコの次に安定した結果をだしているのは彼なので、妥当な線ではないかと思う。SPでのプルシェンコは4回転予定を3回転とした上に3Aで転倒。ステップにしてもスピンにしても疲れがたまっているような生彩にかける様子だった。何より表情がすぐれず、おそらく体調は相当わるかったのだと思う。満身創痍のプルシェンコはそれでもソチを目指すという。
 
もう一人のメジャー選手、トマシュ・ベルネルは目を覆わんばかりのFP。ジャンプが飛べない。徹底して飛べない。ささいなボタンの掛け違いではなく、何かを徹底的に外してしまったという感じ。月単位で治るものではなくて、1年・2年のスパンで取り組まなくてはかつてのトマシュはもどってきそうもない。9位・19位で総合11位。
 
パオロ・バッキーニはSPでジャンプが決まらずFP進出ならず。個人的に楽しみにしていた選手なのでとても残念だった。
 
逆に期待以上を見せてくれたのはオーストリアのビクトール・ハイファー(総合8位)。SP、月光はベテランらしい落ち着きでよかった。たぶん彼の代表作になるのだろう。

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