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2005年10月16日 (日)

ベルマーレ対コンサドーレ(2005年10月15日)

かつて私がベルマーレのスピードスターとして期待を寄せていた和波智広が、コンサドーレ札幌に移籍してもう5年。その和波は、ふと気づくと3バックの一角として起用されている。札幌はそんなに選手層が厚いのか? ことと次第によっては、返してもらってもよいのだが。

この日のゲームで、和波が攻め上がったシーンは3回ぐらいしかなかった。そのいずれもが、ライン際のボールを巡る攻防の中で誰か1人が駆け上がるべき局面で、たまたま和波がその役回りになったという感じだった。空いたスペースに向けて、そのスピードで攻め上がるといった感じではなく、正直なところ、脅威に感じなかった(おっと、私はベルマーレ寄りですので、あしからず)。
和波のスピードを攻撃に生かすというよりは、守備において相手の速攻を封じるために用いている印象だった。実際に湘南FW柿本との駆けっこでは圧勝していたし、登録上3バックの中央に位置する曽田が柿本のマークに付いたこともあって、和波はDFの中央でスイーパー的な位置取りをしている時間もあった。
和波の本来のポジションである左サイドには砂川が先発。スピードにおいて和波を上回っているとは見受けられない。テクニックで局面を打開するという狙いだろうか(この日の内容だけでは判断しづらいのだけど)。

と、ここまで書いてきて、そういえば札幌と湘南は似たようなコンセプトのチームに思えてきた。
速攻を狙う意図が薄く感じられ、ボールをキープしてパスを回しながらチャンスを作ろうとするゲーム運びが似ている。左サイドに起用される札幌・砂川、湘南・坂本紘司が、いずれも飛び出すよりはボールに寄って行ってパスを受けようとすることが多いのも、そうした文脈では理解しやすい。
でも、客席が沸いたのは、間違いなく速攻の場面であり、坂本紘司が飛び出して行った場面である(今日の坂本は前回観戦時に比べて裏を狙っており、私の中では評価回復)。そこのところは強調したい。もちろん、90分間のペース配分を考えれば終始イケイケドンドンというわけにもいかないのだろうけど。

あとは気になった選手について(湘南のです)。
まずは右サイドのゴーラン。話には聞いていたが、あのプレーは客を呼べる。1対1ではほとんど勝利していたし、その抜き方もバリエーションがある。来季も観たい。
そのゴーランのために、2トップまでもが左サイドに寄って右サイドを空けておいたのだと思うのだが、ボールがあまり出なかった。それは佐藤悠介の役目のはずだ。今のベルマーレにとっては、彼のボールキープ力がストロングポイントなので、それを生かして逆サイドへ展開したいところなのだ。シーズン序盤の好調時にはそれがあった。もう一度そこを見直してみる必要があるだろう(高田ヤスが起用されなくなったことも関係していると思う)。
佐藤悠介は、キャプテンマークにふさわしい動きをしていた。特に、終盤の周りがヘロヘロになった時間帯に前線に出て行ったところは、精神力を感じた。その時間帯にオーバラップして飛び出した村山祐介も同様。
心配なのは柿本倫明。最初からヘロヘロに見えた。終盤にはよりヘロヘロになり、挙げ句、左サイドに出たままになってしまい、自身の存在意義を見失っているようにも見えた。

ゲームはスコアレスドロー。昇格を目指す札幌には痛いだろうが、湘南にとっても痛い。湘南は数字上絶望的だということもあるが、チームを巡る今の状況では雑音を封じるためにも勝って気分を一新したかった。

【備忘録】
土曜日14時キックオフの1時間前に到着。北・西は満表示。浅間はガラガラ。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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