小笠原、小野、村井のトリオはこれっきり?
フィンランドは、できそこないのイングランドだった。アグレッシブさのかけらもない守備は、日本にとってはやりやすい相手だったといえる。小笠原、小野、村井のバランスはすばらしく、日本は終始、攻撃をリードした。結果も内容も合格点といえるものだったが、この3人が再びピッチに揃うことはあるのだろうか。小笠原が中村に、村井がアレックスに代わって、あのバランスが生まれるとは思えないのだが。
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フィンランドは、できそこないのイングランドだった。アグレッシブさのかけらもない守備は、日本にとってはやりやすい相手だったといえる。小笠原、小野、村井のバランスはすばらしく、日本は終始、攻撃をリードした。結果も内容も合格点といえるものだったが、この3人が再びピッチに揃うことはあるのだろうか。小笠原が中村に、村井がアレックスに代わって、あのバランスが生まれるとは思えないのだが。
世界に通じるかもしれない左脚を持ったその男は、遂に何も得ぬままピッチを去った。オリンピック出場を目前にしてのアクシデントは、彼から名を挙げる絶好の機会を奪い、逆にもう一人のスターを生み出すきっかけになった。
手も足も出なかった。高い位置からのプレスを徹底するアメリカに対し、ジーコが狙うパスサッカーはまったく通用しない。復活した久保は前線で孤立し、日本が誇るパサーたちはミスパスを繰り返す。後半の巻き返しは、相手の脚が止まっていたからこその結果であり、勝負としては完全に負けていた。シンプルなアメリカの戦術はただただうらやましく、それに対して日本は、身の丈に合わない攻撃を繰り返し、臆病な守備でゴールを献上した。
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