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2006年5月25日 (木)

ジノビリもパーカーも体調を整えて日本に来てね

 これで万全の体調のジノビリが日本で見られるぜ。と、スパーズファンらしく負け惜しみを言っておく。サンアントニオ・スパーズとダラス・マーヴェリクスの激闘は、ダラスに軍配が上がった。「事実上のファイナル」と呼ぶにふさわしい激戦だった。1勝3敗からサンアントニオが2勝して盛り返した最終第7戦も、一時は20点以上離されたスパーズが追い上げ、オーバータイムにまで持ち込んだ。これほどの熱戦は近年にあっただろうか? いやあ、すっかり堪能させてもらいま……堪能したのだろうか? 私は。

 ともあれ、ウェストの決勝はダラス・マーヴェリクスとフェニックス・サンズの顔合わせとなった。お互いに130点を取りそうな攻め合いになることが夢想される。80年代のレイカーズとウォーリアーズのような。まあ、これは幻想ですが。今時のNBAで勝ち上がってきた以上、ディフェンスもザルではありえない。ダラスにはドン・ネルソン(80年代にはウォーリアーズを率いていたのう)の影響があるから、ラン&ガンのイケイケなバスケをイメージしてしまうが、実際にはディフェンスもルーズではない。
 とはいえ、両チームともオフェンスに重心がかかっているのは間違いない。その意味において、スパーズやピストンズと比べてディフェンスが甘く見えるかもしれない。

 ディフェンスの甘い試合は私の好みではないが、NBAにとっては望ましいのだろう。ポスト・ジョーダンの過渡期にあって(いくらなんでもナッシュが2年連続のMVPとは、過渡期にもほどがある)、新しくライトな観客をつかむためには点の取り合いのアッケラカンとした試合は適切だろう(繰り返すが、ここまで勝ち上がった以上、本当はそれほどアッケラカンとしているわけではなく、比較の問題だ)。なんだかんだ言っても、速攻の多い試合は万人受けするしね。
 それはそれでよいのだが、どちらが勝ち上がるとしても、イーストで勝ち残っているデトロイト・ピストンズやマイアミ・ヒートに勝てるのだろうか?
 ピストンズの屈強で経験豊富なフロント・コートももちろん脅威だが、スパーズのファンである私としては、マイアミ・ヒート、とりわけヘッド・コーチのパット・ライリーが強敵だろうと踏んでいた。

 マイアミと言えばシャキール・オニール(シャック)とドウェイン・ウェイドが2枚看板であるが、いつのまにやらジェイソン・ウィリアムズやアントワン・ウォーカー、デレック・アンダーソンといった、得点力はあるけれどチームプレーが得意に見えない、まあセルフィッシュ(自己中心的)と言ってもよいような有力選手たちが集まっている。百戦錬磨のパット・ライリーならば、この連中を束ねることができそうだ。何試合か見た感じでは、ウォーカーがきちんとチームの歯車になっていて、ボストン時代を考えると奇跡を見た気分だった。
 そのうえ、シャックが疲れてもアロンゾ・モーニングが控えているし、ウィリアムズがお調子に乗ってもゲイリー・ペイトンがいる。
 このメンバーが額面どおりに働けば、どのチームだって苦戦すること必至だ。

 でもまあ、名の通った選手が予定通り働くとは限らないし、名も知れぬ若手が急成長していたりするから面白いのであって、マーヴェリクスもサンズも、「誰それ?」という若手が活躍しているのが強みなのだ。だからあんまり予断を持たずに楽しみたいものだ・・・。

 ここで冒頭の話に戻る。
 私はきっと楽しめないだろう。スパーズが敗退したからではなく、放送が少ないから。私の視聴環境はNHK・BSとCATVだが、まったくお話にならない。スパーズ対マーヴェリックスも、まともに見たのは第4戦だけで、あとはダイジェスト止まりだよ。頭にきたので両方解約してスカパーに乗り換えることを検討し始めたぜ。オレ様は資産家だからそれでもよいが、こんなことじゃ日本のスポーツはサッカーと野球とフィギュアスケートだけになっちまうよ。

【補足】表題に説明を加えると、スパーズのジノビリはアルゼンチン代表、トニー・パーカーはフランス代表として、8月に行われる世界選手権に出場することが予想される。私はアルゼンチン・フランス戦を観戦予定なのです。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
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