サンキュー高橋大輔! もうヘタレとは言わないよ
9時間を超える消耗戦は、最後の最後に高橋大輔のすばらしい演技で報われた。言っておくが、消耗戦を戦ったのは我々観客である。アイスダンスの開始12:40から男子シングル表彰式22:00過ぎまで、自ら望んでこの長丁場に挑んだのだから文句はないが、腰が痛いし、粗食だし、寒いし、見続けるのも大変なのよ。
(2006年12月28日 第75回全日本フィギュアスケート選手権大会2日目 名古屋レインボーアイスアリーナ)
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9時間を超える消耗戦は、最後の最後に高橋大輔のすばらしい演技で報われた。言っておくが、消耗戦を戦ったのは我々観客である。アイスダンスの開始12:40から男子シングル表彰式22:00過ぎまで、自ら望んでこの長丁場に挑んだのだから文句はないが、腰が痛いし、粗食だし、寒いし、見続けるのも大変なのよ。
(2006年12月28日 第75回全日本フィギュアスケート選手権大会2日目 名古屋レインボーアイスアリーナ)
2005年の開幕戦、試合開始早々に加藤望が決めた直接フリーキックは、一瞬リアクションに困る予想外の出来事だった。なにしろ、湘南ベルマーレの選手がフリーキックを直接ゴールするのは2002年の第42節以来、リーグ戦では実に90試合ぶりのことだったから。
その加藤望と佐藤悠介の加入は2005年のベルマーレのセットプレイを著しく改善し、成績の向上に貢献した。今年もすっかり安心しきっていたのだが、終わってみれば、2006年終盤にはベルマーレのセットプレイはガタガタになっていたのだった。
2006年の湘南ベルマーレがうまく回るためのキーマンはニヴァウドだったはずだ。もちろん彼はポイントゲッターではないし、攻撃のタクトを振るうのでもないし、守備の要というのもちょっと違う。そういった表立った役割を他の選手が果たすために、あらゆる分野に少しずつ顔を出して手助けをしては、また別の局面へと向かっていく、そういう存在だと思われたのだ。2度目の3連覇を果たしたときのシカゴ・ブルズが、得点を取りまくるマイケル・ジョーダン、リバウンドを取りまくるデニス・ロッドマンといったスペシャルな選手を擁しながら「ピッペンのチーム」と呼ばれたことを想起していたのだ。もちろん、スコッティ・ピッペンはスペシャルなオールラウンダーであり、ニヴァウドをそれになぞらえていたのだ(褒めすぎだが)。
アウェイのゴール裏に裸族が降臨し、大挙して訪れたサポーターが黄色いボードを掲げる中、柏レイソルがJ1昇格を決めた。こうして昇格チームを見送るのは、ベルマーレにとって何度目だろうか。残念な結果であったが、昨シーズンのホーム最終戦とは違って、内容までもが最悪というわけではなかった。なかでも、やはり加藤望が存在感を示していた。
(2006年12月2日 湘南ベルマーレ0‐3柏レイソル 平塚競技場)
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