« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

2007年1月28日 (日)

トヨタはバスケでも中位力炸裂?

 これだけのメンバーを揃えながら、この程度のバスケしかできないのか。今日の1試合だけで判断するのなら、そう言わざるを得ない。トヨタ自動車アルバルクといえば折茂武彦に棟方公寿、さらに若手の渡邉拓馬、桜井良太がいて…というのが私の持つ古臭いイメージなのだが、現在のチームには山田大治がいるほか、古田悟、高橋マイケル、佐久本智を他チームからも集めた、新旧の日本代表選手が集結したオールスター・チームなのである。それなのに…。
(2007年1月27日 東芝ブレイブサンダース79―77トヨタ自動車アルバルク 秦野市総合体育館)

続きを読む "トヨタはバスケでも中位力炸裂?" »

2007年1月23日 (火)

ゼニになる走塁(run for the money)

「オレがもめごとに巻き込まれるのは、いつも攻撃的な走塁をしたときのようだ。野球のあるべき姿は、ともかくフルスピードというオレの信念がそうさせるのかもしれない。」
 内野ゴロを打って一塁へ全力疾走したのが「チャーリー・ハッスル」というニックネームの由来である。走塁はハッスル野球の中心的な要素なのだ。通算盗塁数198は決して多くないが、アグレッシブな走塁がピート・ローズの持ち味であり、本人も自負するところであったようだ。
(『ピート・ローズのハッスル野球教室』訳・土屋一重 報知新聞社 昭和54年3月31日初版発行)

続きを読む "ゼニになる走塁(run for the money)" »

2007年1月20日 (土)

4000本のヒットを打つハッスル打撃論

 タイ・カッブを超えて、史上最多となる4256本のヒットを放ったピート・ローズによる野球教本である。当然、バッティングについても熱く語る。「だれでもいい打者になれる」というバッティング理論は、イチローも参考にしたという形跡があるんじゃないかと私は思わないでもない。根拠はないが。
(『ピート・ローズのハッスル野球教室』訳・土屋一重 報知新聞社 昭和54年3月31日初版発行)

続きを読む "4000本のヒットを打つハッスル打撃論" »

2007年1月 6日 (土)

ピート・ローズのハッスル野球教室 その2

 原題を“Pete Rose's Winning Baseball”という本書の日本版書名を「ハッスル野球教室」とした報知新聞社の判断は実に的確だ。なにしろ、
「野球の理論、技術論なんて大リーグもリトル・リーグもそれほど差があるものではない。要はどれだけやる気になってやるかの差だと思う。それがわたしのいうハッスルでもある。」
という序文で始まり、ハッスルすることの意義を説くのが本書の眼目なのだ。競技の違いを超えて、湘南ベルマーレの選手諸君にも是非読んでもらいたいぐらいだ。
(『ピート・ローズのハッスル野球教室』訳・土屋一重 報知新聞社 昭和54年3月31日初版発行)

続きを読む "ピート・ローズのハッスル野球教室 その2" »

2007年1月 2日 (火)

ピート・ローズのハッスル野球教室 その1

「ハッスルは野球だけじゃなく、世の中のすべてのことに当てはまる。いまからでも遅くない。皆さんもさあ、ハッスルしよう。」
 史上最多の通算4256安打と3562試合出場の世界記録を持つピート・ローズによるこの著書が、私の書棚にたどり着いたのも何かの縁だろう。あるいは、この名著を世に広めるのは私の使命なのかもしれない。あまたあるウェブサイトでも、本書を紹介したものは見当たらないし、入手も困難であるので、本文中の有意義な箇所をご覧いただこう。
(『ピート・ローズのハッスル野球教室』土屋一重・訳 報知新聞社 昭和54年3月31日初版発行)

続きを読む "ピート・ローズのハッスル野球教室 その1" »

« 2006年12月 | トップページ | 2007年2月 »

高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

姉妹ブログ


三鷹牛蔵twitter

無料ブログはココログ