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2008年7月21日 (月)

岐阜の盛り上がり方は好感度高し

 昇格初年度の追い風を最大限に生かしているのだろう。岐阜には、平塚にない盛り上がりがあった。素直に将来を夢見ることが出来るのだろう。なにしろ、「FC岐阜 天下布武」だ。
(2008年7日19日 FC岐阜0―0湘南ベルマーレ 岐阜メモリアルセンター長良川競技場)

 JR岐阜駅前から名鉄岐阜駅前、岐阜市役所前を通るメインストリート「長良橋通り」のアーケードには、幅1メートル・高さ2メートルぐらいのビッグフラッグが吊るされていて、アウェイからの来訪者も否応なく目にすることになった。地元の小中学生が作ったものもあって目を引くのだが(詳しくはこちらこちら)、なかでも「こうでなくっちゃ」と思わせたのが「FC岐阜 天下布武」というもの(いいぞ岐北中学校美術部)。
 ご当地ならではのフレーズもそうだが、真っ直ぐに将来の夢を語れるところも、私のようなすれっからしには羨ましい限り。大志をもつことは大事だとわかるのだが、私なんかだと「とりあえずJ1昇格」「とりあえずビールで」みたいな言い回しになってしまう。
 スタジアムに着いたら着いたで、そこには夏祭りの雰囲気があった。メインスタンド前のデッキに出店が並んでいるし、手近なベンチに座って噂のスタグルメを食すこともできるし(元所属選手に敬意を払って「ゴリサンド」を食べた)、すぐそばで選手のサイン会も行われている。バックスタンドからもここまで回ってこなければならないが、現在の集客規模であれば1か所に集約して賑わいを演出するのは良い手だ。

 あーあ。試合についても書くか。
 岐阜は、前回の対戦で攻撃の軸だと思われたFW片山真人が先発落ち。FWには片桐淳至と小島宏美が起用されていた。2人の個人技とスピードで得点を狙う意図に見えた。特に片桐がトラップをはじめとしてテクニックを発揮し、前線でボールを収めていたのが目立った。反面、SHの攻め上がりは前回に比べて少ない。そのため、2トップ頼みの攻撃という感が強かった。
 ただし、岐阜の両SHは守備への意識があり、湘南のサイド攻撃に対する障壁となっていた。湘南はアジエル不在が地味に響き、FWへの楔のボールが長くなり、その処理に手こずっていた様子。ボランチが攻め上がったときにはチャンスになっていたが、それも自重気味。組織的なサッカーという点では低調だったが、気温30.2℃では欲張れないか(17時過ぎの時点で市街地の気温表示は36℃だった)。
 マッタリ気味の雰囲気の中で、個人技を発揮して一発ガツンとゴールを決めて逃げ切るというのが現実的な線だったと思うが、アジエル不在では、いつもどおりのハードワーク連動サッカー狙いしかなかった。梅田直哉を投入した後も、放り込んで彼の頭に合わせるというよりは、楔の受け手として使おうとしていたことからもそれが窺える。それでも、岐阜の選手に比べれば最後まで動けていたので可能性はあったが。
 あるいはセットプレーか。開幕の仙台戦のようなセットプレー一本での逃げ切りというのも苦しい時期には欲しいのだが、CK12本でノーゴールとは歯がゆい。セットプレーの不振はこの試合だけに限った話でもないのだが。遂にキッカー自身が反省の弁を述べたし、CK時の中の選手の動き方を変えるなど、チームとして危機感を持っているのであろうことは伝わってきたので、好転することを期待したい。

 今回の遠征の感想。岐阜日帰りは結構きつい。
 帰路は応援バスツアーのスケジュールを横目でにらみながら、やっぱプロ運転手2人組のバスにはかなわないなあ、とボヤキながら02:20頃秦野中井に着いて敗北感を抱いた(と思ったらバスも遅れたそうで。アクシデント?)。
 磐田あたりまでが楽勝ラインで、豊田スタジアムもまあなんとかなる。岐阜はやっぱり1泊したい。今回は金華山ぐらいしか観光できなかったけど、養老の滝やら関ヶ原ウォーランドにも行きたかった。今度こそ行くぞ! …って、来季は別カテゴリなんだっけ。

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  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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