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2009年3月 1日 (日)

2009年のJ2を予想

 昨年は山形の昇格を予想したので(ええと、4位に挙げていたけど、よく読めば昇格予想だってわかるっしょ?)、今年も予想する。とはいえ、例年にも増してどのチームも不安材料だらけで自信をもって予想することができない。18チームもあるうえ昇格チームが3つもあるので、まともな予想は無理だが、なんか書いてみる。

第1位 セレッソ大阪
 攻撃力は折り紙つき、守備の改善に見通しが立ったとなれば昇格候補の筆頭だろう。DFとボランチにブラジル人選手を加え、GKについても、恥を忍んで多田大介を呼び戻したのは評価できる。
 しかし、セレッソのアタッカーで最も怖いのはやっぱり古橋達弥だったわけで、散々やられておいてこう言うのも憚られるが、香川を中心にした攻撃陣だと怖さが減ったような気がする。それに、マルティネスの前評判が高いが、ジェルマーノを失っての獲得であるから単純な戦力アップとはいかないと思う。

第2位 ベガルタ仙台
 ブラジル人選手がほとんど寄与しなかった中で3位になった昨季の成績は評価できるものだ。主力選手が残留していることもあり、今季も昇格候補だろう。
 ブラジル人FW次第という感じだが、戦力の上積みはあまりないようにも思える。私は、エリゼウは岡山一成の代わりのCBではなく、彼の本領を発揮できるボランチで起用すると読んでいた。ボランチとしての獲得と公言したら「だったらジョニウソンを残しておけばよかったのでは?」という疑問が生じるからCB起用を匂わせているのだと深読みしていたのだが、どうやら本当にCB起用するらしい。それじゃ都並と一緒なのだが。

第3位 ヴァンフォーレ甲府
 マラニョンの残留に成功し、課題だったCF候補として金信泳や森田浩史を獲得した。そのほかにもFWを数多く獲得し、課題の克服に向けて入念に準備をしている印象だ。
 ただ、私はどちらかというと守備のほうが課題だろうと思っていたので、その点では改善は少ないように見える。漠然とした印象だが林健太郎にかかる負担が大きすぎるし、リスクを抱えているような気がする。

第4位 アビスパ福岡
 選手が額面どおりに働けば昨季のようなことにはならないだろう。FW高橋泰は期待できるし、DF田中誠も昨年までの斉藤俊秀に準じた働きが期待できる。
 中村北斗の移籍はそれほど痛手にはならないと思うが、布部陽功の退団は響くのではないか。場合によってはこれが致命傷になりうるとさえ思う。精神的な面でもそうだが、ボランチの手薄さも気になるところ。

第5位 コンサドーレ札幌
 有望な若手選手の流出を防いだのは評価ポイントだが、それ以上に石崎信弘の存在が大きいだろう。やはりそれなりのチームを作ってくるだろう。
 しかしながら、2006年の柏レイソルに比べると選手層は物足りないし、フランサとクライトンの比較となると分が悪い。2007年の昇格メンバーがある程度残っているとはいえ、戦い方が全然違うものになるであろうから計算しづらい。

第6位 湘南ベルマーレ
 エースストライカー石原直樹、守備の中心・斉藤俊秀、全選手の手本になるジョーカー加藤望、さらに必笑のムードメーカー北島義生といった面々がチームを離れた中で昇格を予想することは戦力分析的にも心情的にもできない。それに、未見ではあるが、反町4―3―3もイマイチ信用できない。課題克服のための別アプローチであることは理解できるが、まだ半信半疑だ。
 にもかかわらず期待するのがファンの性というものだろう。ベテランが去ったことで他の選手が責任感を発揮してくれるのではないかという希望もあるし、体調の整ったトゥットを見ることも楽しみだ。それに、DF村松大輔には訳のわからない大物感が漂っている。

第7位 東京ヴェルディ
 戦術フッキも戦術ディエゴも不可能になったが、高木琢也の守備構築は侮れまい。話題になった大量解雇も、その後の服部年宏との再契約でダメージを減らしたし、土屋征夫も残った。2007年のキーマンだった菅原智に不安があるかなと思っていたら河村崇大を獲得するというのもソツがない。前線に迫力が出れば上位進出も可能で、大黒将志を生かせるかがポイントになるのだろう。

第8位 サガン鳥栖
 今年の補強を去年していれば…というのが第一印象。エース藤田祥史が去った後で経験豊富なベテランが加わるというのはチグハグな印象だ。山田卓也や柳沢将之という経験豊富な選手に、中盤の王様・島田裕介の獲得は、逆にいえば若手FW陣へのフォロー体制なのかもしれない。ただ、彼らの獲得は昨季までのヤングサッカーからの転換・再構築にも見えるので、単純な足し算・引き算では考えられないだろう。
 とかいって、私はなぜか毎年このチームを過小評価しているので、今年も油断大敵だ。

第9位 横浜FC
 湘南は樋口靖洋監督時代の山形と相性が悪かったので、私は実際の成績よりも樋口監督に対する恐怖感が強い。新監督のプレッシングを考えるとベテランの整理はおおむね妥当なものだろうし、残ったベテラン選手をアクセントとして駆使できればよいのだろう。でも、エリゼウ、アンデルソンを手放したのは痛いな。

第10位 栃木SC
 実績のある監督にJリーグ経験のある選手。選手の顔ぶれからみて、昨年序盤の岐阜よりも力は上だろうと見る。長いシーズンなので苦戦は免れないだろうが、佐藤悠介のFKで凌ぐ試合もあるかもしれない。

第11位 徳島ヴォルティス
 いよいよポカリが本気になってきたみたいなので、このぐらいの順位に上がるのが義務なのだと思う。金がすべてではないが、金があるのに毎年毎年最下位に沈むというのは問題がある。それがネタになるのならまだしも。

第12位 水戸ホーリーホック
 吉原・荒田の2トップは確かに脅威なのだが、問題は中盤。パクチュホも赤星もビジュも俺らのスーパー良和もいなくなり、再構築なのだろう。それに、当事者には不本意なのかもしれないが、私はいまだにミトナチオを惜しんでいる。

第13位 ロアッソ熊本
 藤田俊哉のような存在がチームにどんな好影響をもたらすか、その影響力の限界、どちらも既視感があるなあ。極端にチームが向上するとは思えない。高橋泰が残っていたとしても、問題はむしろ守備だろう。

第14位 カターレ富山
 J2各チーム(のサポーター)にとって一番謎のチーム。私ももちろんそう。ただ、2チーム合併の効果が発揮されるのは今年ではないかなと思う。

第15位 ザスパ草津
 監督交代、島田裕介の移籍、ベテランの退団と、昨季を一区切りとしている気配がアリアリだ。そう一気には上昇できないですよ。広山望の真価が問われるシーズンといえるかもしれない。

第16位 FC岐阜
 大卒新人だらけのチーム編成は前評判が低いが、案外うまくいくような気がする。片山・片桐の2トップは他チームから見るとそれなりに威力があると思うのだけど。チーム編成の問題を強いて挙げると、大量解雇ではなくGK日野優を手放したことだと思う。

第17位 ファジアーノ岡山
 正直言って最下位候補の本命だとは思う。でも、せっかく上がってきたのだから最下位予想はよそうかと思って。

第18位 愛媛FC
 昨季の戦いぶりには、気のせいかマンネリ感、徒労感が漂っていたような気がする。賽の河原感とでもいおうか。それを受けた今季のチーム編成で出戻り組が目につくので、なおさらその感じが強まっている。ちょっと心配。ま、どうせ私の勘なんて気のせいなんだろうけど。

 例によって根拠は薄弱だし自信もまったくない。去年の荒田のような新人が現れたら一気に順位は変わるし。
 それにしても今季は実績をもった監督が多い。それについてはプラス評価を加えているのだが、反町康治についてだけはあんまり実績を考慮していない。つまり、湘南についてはひっそりプラス要素を隠しているということなのだ。でへへ。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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