そろそろアジエルが恋しくなってきた
PKキッカーとしてのアジエルがいないことに痛手を感じたということもあるが、それは付随的なものだ。ゲームの組み立ての部分で彼の不在が、かえって彼の存在感を際立たせている。
(2009年9日27日 コンサドーレ札幌2―0湘南ベルマーレ 厚別公園競技場)
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PKキッカーとしてのアジエルがいないことに痛手を感じたということもあるが、それは付随的なものだ。ゲームの組み立ての部分で彼の不在が、かえって彼の存在感を際立たせている。
(2009年9日27日 コンサドーレ札幌2―0湘南ベルマーレ 厚別公園競技場)
反町はアジエルをメンバーから外した。理由については語っていないが、運動量勝負に持ち込むためにはアジエルがいない方が得策だと考えたのだろう。そしてもちろん次節以降への布石でもある。
(2009年9日13日 湘南ベルマーレ1―0横浜FC 平塚競技場)
対抗する手段はプレッシングサッカーのみ、という結論は何も変わらないということだろう。日本が怒涛のボール狩りを仕掛けられたのは、前半30分まで。ハーフタイムまでは何とか優位に立っていたが、後半に入ると主導権はまったく握れず、建て直すことができぬままに失点を重ねた。しかし、約30分間とはいえ、オランダを戸惑わせたことにこそ、価値がある。最終的なスコアは実力の差を雄弁に物語るが、それは期待の持てないシュートを撃ち続けた前半の日本に対し、オランダは相手の守備を崩さずともゴールできるという当たり前の事実を示したに過ぎない。今後の岡田ジャパンには、プレッシングの抜き差しを誤らず、攻撃の精度を上げていくことこそが求められる。
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