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2010年3月 3日 (水)

2010年のJ2を予想する

 例年の尺度で考えると、2010年のJ2には昇格しそうなチームが少ない。狂った歯車を元に戻して昇格できるであろうチーム、数年かけて力を蓄えたチーム、そうしたチームを上位に予想しておけば無難なのだが、該当するのは1チームしかない。

第1位 柏レイソル
 唯一の昇格有力候補だ。本来であれば降格するようなチーム構成ではないところにもってきて、J2の戦い方をわかっているし、監督はネルシーニョだ。2008年の広島のように突っ走る可能性が高い。年齢的に不安視されるフランサについてはリスクヘッジが出来ているように思える。
 
 
 以下は消去法的に昇格争いに絡むであろうチーム。
 
 
第2位 コンサドーレ札幌
 ダニルソンの移籍は確かに痛いが、2009年のようなカードコレクターぶりであれば別の選手を模索したいところか。そういった未知数の部分があって推しにくいが、石崎信弘の手腕を買って昇格圏内に入ると予想。2009年の後半には徐々に形が見えてきたと思っているので。

第3位 ヴァンフォーレ甲府
 ハーフナー・マイク、パウリーニョ、養父雄仁を加え、金信泳やマラニョンらと構成する前線はさらにパワーアップした印象だ。DFラインの柱であるダニエルを完全移籍で獲得し、私が密かに目をつけていた柳川雅樹をレンタルしてきたのも好材料。引退した林健太郎の存在感をどのように埋めるかが課題だろうし、監督交代の狙いもわかりにくいので昇格するような気はしないのだが、消去法で昇格候補に入れた。

第4位 ジェフユナイテッド千葉
 選手の顔ぶれを見ると昇格の有力候補というべきだ。しかし柏とは違う。監督の手腕はいまだに未知数なうえ、J2での経験がないというのも不安材料。お互いに手の内を知らない序盤戦は地力で突っ走るものの、徐々にJ2の泥沼にはまるというのが初降格チームによくあるパターンだ。その意味では、36試合でリーグ戦が終わる今季はジェフにとっては有利かもしれないが。

第5位 徳島ヴォルティス
 躍進した2009年をベースとしつつ、得点力のアップを狙って補強を行った。いよいよ昇格争いに絡むだろう。過去の例からすると、昇格するのにはチーム全体の経験値が不足しているのだが、他チームも似たりよったりなので、良い線にいきそう。あとは監督が「勝負師」とは言いにくいのがネックか。
 
 
 この後は上位に顔を出したいチーム。
 
 
第6位 横浜FC
 サガン横浜? という皮肉の一つも言いたくなる。事情があるのはわからないでもないが、あんまりだと思う。他人事じゃないだけに、J2の各チームが敵視するとしても当然だろう。それは意外と厄介だ。大黒将志がいるという一事だけで昇格候補に加えてもよいのだけど。

第7位 水戸ホーリーホック
 高崎・荒田の2トップがチームを去ったことの影響はもちろんある。しかし、木山監督の過去2年の実績を考えると、代わりとなるFWが成長する可能性はある。実際、メンバーを見るとその期待はそんなに不当ではないように思える。まあ、守備には課題が残るが。

第8位 サガン鳥栖
 主力がごっそり抜けたわけだが、スタメンの11人を考えるとそれなりに戦えそうに見える。豊田・萬代の2トップはJ2では充分に脅威だろう。選手層が薄いのは否めないが、36試合だしワールドカップ期間の中断もある。運がよければ押し切れる。

第9位 ロアッソ熊本
 南雄太の獲得は大きい。熊本最大の弱点だったGKの補強というだけでなく、DFラインへの好影響もあるだろう。藤田俊哉をはじめとする中盤はなかなか魅力的だ。前線は力不足の感もあるが、いざとなればまたゼロトップでも、と思ったら監督が代わったんだっけ。藤田をトップに置いたゼロトップには衝撃を受けたんだけどなあ。高木琢也はもちろん能力があるが。

第10位 大分トリニータ
 残ったメンバーでも上位を窺える。J2中上位に相当する金額を使っているのだから当然だろう。ただ、シーズン中に経営問題が世上の噂に上るとチームは動揺するものだ。そういうことがないと良いね。湘南からしても、大分が3位以内になってくれると降格チームが1つ減ってありがたいので。

第11位 アビスパ福岡
 2009年には私の予想を大きく裏切って低迷した。補強で弱点がふさがったようにも見えないし、監督の手腕にも疑問の残ったままだが、本来の力を発揮すればこの程度の順位にはいけるでしょう。
 
 
 あとは下位グループ。
 
 
第12位 栃木SC
 松田浩がチームの編成にまで意見をした初めてのシーズンとのこと。2009年のような期待外れにはならないだろう。悠介キャプテンの怪我が治って、菊池新吉仕込の膝立てセットプレーで直接FKが決まる!

第13位 ザスパ草津
 都倉賢の穴は埋まらない。なのでもっと下位なのかなと思うが、菊池大介が本格的に活躍することを織り込んで上方修正。戸田和幸をDFとして起用するようだが、ボランチで使えるとよいのだけどね。

第14位 東京ヴェルディ
 キーマンがごっそり抜けた割には悪くない選手構成とも思うが、苦戦は免れないか。FWは登録上3人か。高木兄弟の覚醒に本当に期待しているのかも。しかし川勝氏の実績では期待薄。

第15位 カターレ富山
 2009年は良いシーズンだった。それを踏まえてピンポイントの補強という触れ込みだが、あまりそのようには見えない。足踏みしそうな気がする。

第16位 愛媛FC
 なんだか一番印象が薄いなあ。福田健二については今やあまりピンと来ない。いや、プレーを見ていないからね。それにしても公式サイトの風船お化け(期間限定?)が怖い。

第17位 FC岐阜
 2009年の躍進は松永英機の手腕だと思う。監督が替わり、中堅選手が抜けたことで「元に戻る」かなと。浮氣コーチについては期待を持って見ています。

第18位 ギラヴァンツ北九州 
 一貫性とかポリシーとかはあまり感じないのだけど、J2下位でゲームをこなしていけるメンバー構成だと思う。佐野裕哉がJに帰ってきたことには敬意を表したい。

第19位 ファジアーノ岡山
 昇格2年目にしては選手数が多すぎて、あまり好感をもてない。1年目の経験を踏まえて絞り込んでいくのかと思ったら、今年も大量採用・大量放出だ。それはつまり、どういうスタイルのチームをめざすのかというビジョンがないってことじゃないの? ちなみに高橋範夫がGKコーチだ。

 どうせ毎年ろくすっぽ的中しないのですけどね。ただ、今年は湘南について虚勢を張ったり「爪を隠したり」する必要がないので、思ったことを正直に書きましたよ。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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