解任論すら盛り上がらない岡田監督の信念とは
南アフリカW杯まで、残り2カ月を切った。ベスト4を目標に掲げた岡田ジャパンはしかし、まったく注目を浴びない存在になってしまっている。これまで、“代表”と呼ぶのがためらわれるようなパフォーマンスを繰り返してきたのは確かだが、一方で最新のバーレーン戦では会心の勝利を収めたはずなのに……。もはや、メディアが盛り上げようとした解任論にすら火がつかない有り様は、指揮官が官僚さながらの能面で“信念の人”を演じるからだけではないだろう。それはたぶん、彼のめざす代表チームの完成形が、必ずしも胸を張れるようなものではないからに違いない。
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