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2010年3月 7日 (日)

山形先輩には悪いがJ2っぽい開幕戦

 17位候補と18位候補の直接対決、といわれても反論できない。意外にも湘南が攻めるシーンが多かったが、仕上がり不十分な山形にとどめを刺せず、ドローに持ち込まれた。
(2010年3日6日 湘南ベルマーレ1―1モンテディオ山形 平塚競技場)

 湘南からすると、2009年の流れをそのまま持ち込んで攻撃的なゲームを出来た。地元に帰れず流浪のキャンプ生活からそのまま開幕戦を迎えた山形のコンディションが良くなかったのだろう。勝点3が欲しかった。だってほら、J2上位対決を見ているような試合だったからねえ。山形先輩は気を悪くするかもしれないが。

 山形の注目の長身2トップは不発だった。長谷川悠は精力的だったが、田代有三はまだ立場・役割を理解し切っていないように見えた。揶揄する言い方をするならば、「優勝チームの控えFWなら務まる」ということだ。チームメートがチャンスを作ってくれることを前提にした「待ち」の姿勢だった、というか、敵方である私からすると、存在感が希薄だった。
 もう一人の注目選手である増田誓志はベンチスタート。まだフィットしていないということだが、前がかりにならず、中央を固める狙いもあったのかもしれない。地元に帰れずコンディションが万全でないということもあるだろうが、下位チームのくせに攻めたがる湘南を仕留める策だったのかもしれない。

 湘南の新戦力で目立ったのは3トップ左の新居辰基。ボールを奪うと裏を狙って走り出しており、チーム全体としてもその動きを使うべくロングボールを送る意思が見えていた。相手DFラインに常時プレッシャーをかける形になっており、なかなか良かった。守備にも奔走しており、一番初めにスタミナ切れの症状を出していたのも当然だろう。
 逆サイドの馬場賢治もなかなか良かった。中盤に顔を出し、前線にも飛び出す。アジエルと比べると上下動のバランスが取れている。コーナー付近まで上がってマイナスのクロスを入れられるのはアジエルとは違った持ち味だろう。
 もっとも、左の新居とのバランスや、右SB臼井幸平の欠場も関係しているだろう。というわけで、この日一番のサプライズは阪田章裕の右SB起用。かなり積極的にオーバーラップを見せており、山形の左サイドを牽制する効果があったと思う。まあ、後半になると山形もそこを修正して阪田の裏に選手を走りこませて湘南の守備を不安定化していたのだが。

 ひとまず新戦力が機能していたので及第点を与えておくか。しかし、繰り返すが、このゲームでJ1を論じてよいのかは迷うところだ。
 
【キャプテンマーク予想ゲーム】
 今シーズンも日替わりキャプテン。スタートはジャーン。次節は順当に坂本紘司でしょう。

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コメント

始まりましたね〜。
この冷静、的確、かつ辛口の分析を読むと始まったんだなと実感します。
新戦力の新居、馬場がフィットしつつあるのが山形との差でしたが、あの状態の山形に勝ちきれなかったのが残念でした。明日は真価が問われる一戦で、更新楽しみにしています〜。
ちなみに、山形戦の前日、うちの子が『田原、落ちた』、試合前にはまた『田原』、ゴール決める?と聞くと『うん』と。オウンでゴールを決め、落ち込んだ田原という解釈なら予言していたようです(笑)

>わっきーさん
コメントありがとうございます。
昨日のマリノス戦は行かなかったので記事は起こしません。
映像は見ました。残念ではありますが、悲観すべき敗戦ではないように思われます。覚悟していたというか、織り込み済みというか。
次節以降の「リバウンドメンタリティ」に期待しています。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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