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2012年5月26日 (土)

モヤモヤ栃木アウェイをウダウダと振り返る

 2連敗の後に4試合連続ドロー、しかも4試合ともスコアは1対1である。壁に当たっているというほどではないが、モヤモヤ感はある。内容はどうあれ勝っていないので閉塞感が漂い始めるし、外野の声にはバラツキが出始める。
(2012年5月20日 栃木SC1―1湘南ベルマーレ 栃木県グリーンスタジアム)

 栃木の松田浩監督のコメントが問題だ。
「9割方準備してきたことというか、プランというか、思ってような試合ができたと感じています」
「湘南はここのところどこのチームも対策を練って、うまくやり出したなという感じがする。最初の頃は相手のチームが湘南に付き合っていたので、湘南のストロングな部分がすごく出ていた。そういうところを出させない、相手のサッカーに付き合わないと」
というもの。
 大筋では間違ってないが、あまり気にしすぎる必要はない。栃木があの出来で9割というのなら、湘南だって8割ぐらいはできていた。そんなことを言い合っても意味がない。

 相手の「湘南対策」を踏まえてチームの引き出しを増やす意図も見えている。前線での馬場賢治への依存度を下げるべく大槻周平へのハイボールを増やしたり、ミドルシュートを織り交ぜたり(まだ少ないが)、DFラインを固定せず様々な組合せを試したり。
 湘南にとっての課題は細部の精度で、ショートパスを交換して攻め込みながら、ところどころに小さなミスが混じったことだ。ゴール前であれば逸機になるし、低い位置であればカウンターを受けることになる。そこはもちろんスキルアップを図るべき課題ではあるのだが、試合運びという面では悪くないゲームだった。
 
 この1試合だけを取り出して湘南を評価するならば、それほど神経質にならなくてもよい内容だった。菊岡の直接フリーキックはちょっとしたアンラッキーだったし(FKをとられたことが)。
 にもかかわらず、試合後のゴール裏はやや不穏な空気だった。まあ無理もない。6試合勝っていないのだから焦れる人も出てくる。それに、「内容は悪くない」と言いながら勝てないのは、事態が悪化する兆候といえなくもない。ある意味では「敗戦の原因がわかっていない」という解釈も可能だから。

 それら諸々を勘案しつつ、しかし私の見方は変わらない。「悪くない試合だった」。足りなかったのは「あと少しの精度」であり、次の試合に向けて必要なのは「慌てないこと・迷わないこと・足並みを乱さないこと」だ。
 明確な処方箋があってⅤ字回復をするようなシチュエーションではなく、漢方薬で「整え」て鍋底回復の過程を進めていくシチュエーションだ(すでに底は脱している)。効果があるのか見えにくく、モヤモヤするのも当然だ。
 …って考えるしかないじゃん!

 普段の週末は引き籠って平塚にしか行かないので、慣れない「日曜アウェイ」で精神的にダメージを受けている。慌てて帰ってきて翌朝には見えるんだかわからない金環日食にヤキモキし、その足で出勤した。帰宅後は毎晩NBAプレーオフをチェックし、宇都宮土産に買ってきた高林堂のかりまん(類似品が多いけどこれは特においしい)を食べながらジロ・デ・イタリアを見て寝落ちする1週間だった。
 そんなわけで試合内容をうまく消化できないうちに土曜日になったので、モヤモヤした気分を引きずった記事しか書けない。明日はスッキリ勝ってほしいね。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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