フレンズオンアイス2012のメモ
荒川静香の(広義の)フレンズが集まったアイスショーなわけだが、今年は遂に佐藤信夫コーチも登場。世界フィギュアスケート殿堂入りを祝福するということだったが、佐藤コーチはスケート靴を履いて氷上に登場し、イーグルを披露した。
というわけで見たきたものを所々メモ。ちなみに私が行ったのは25日(土曜)17時開演のものだ。
(2012年8日25日 フレンズオンアイス2012 新横浜スケートセンター)
・会場に入ると、まず目に留まったのは佐々木彰生宛ての立派でオリジナリティあふれる花(ツイートには写真をアップしたが、ここでは自粛)。公式には彼の出演はリリースされていないので驚く。
・オープニングの次に村上大介が登場したので、佐々木は昼の部に出たんだと悟る。ちょっと残念。
・しかしエンディングには彰生氏もいたらしい。青い服の人だって?
・鈴木明子は「キル・ビル」だと日経に載っていたのだが別の曲。後半に登場したキッズが「キル・ビル」だったのでダブりを避けたのか。小鳥のさえずりで始まるプログラム。かなり良かった。
・佐藤有香さんは、コメントを聞き逃したのだけどサラ・ブライトマン? 大変結構でございました。今回もまた息を詰めて拝見しました。
・本田武史の「リメイク版トスカ」は、古株のファンには感涙ものだったの? 私もあの衣装を見て悲壮感を連想したのだけど、まったくそんなことはなかった。
・去年は怪我していたから、なおのことスッキリ見られた。
・そして前半の見せ場は、荒川・安藤の姉妹コラボ。なんというか、フィギュアファンの感慨もあるのだろうけど、そういうのを吹っ飛ばして荒川さんは恐ろしいね。
・一応現役バリバリの元世界女王を相手にして一歩も引かない6年前の金メダリスト。
・小塚崇彦は日経に載っていた通り「栄光への脱出」。プログラムとしては良さげという声も聞くが、出来が今一歩で。。。。
・コメントで「今回はあえてシンプルな衣装にしました」というので、また無地黒服なのかと思ったら模様のついた服だったので安堵した。
・ここまでを終えて佐藤コーチに記念品を渡すセレモニー。
・荒川さんと小塚がエピソードを交えて佐藤さんの紹介をするのだが、小塚が直前の演技を指して「あんな演技をして申し訳ないのですが」と言ったところで場内笑いながら同意。
・で、佐藤コーチ登場。1回転んで周囲が焦る中、立ち上がってイーグル(&イナバウアーかな)を披露。ここまでで最高の盛り上がり。
・記念品のプレゼンターとして有香さんが登場。少し照れが入りつつも娘コメント。
・佐藤コーチのコメント「十数年ぶりに転びました」「あちこちのスケートリンクが閉鎖されて、この仕事(コーチ業)も終わりかなと思っていたら荒川さんが金メダルを取ってくれて、フィギュアスケートを習う生徒さんがうなぎ上りに増えまして、こうしてやってこれました」。
・後半のスタートは、ハードルが高かったろう。何しろ去年は「マンボ祭」だったのだし。
・そしたら「白鳥コラボ」だった。
・安藤美姫「ブラックスワン」→高橋大輔「HIP HOP白鳥の湖」→荒川静香「白鳥の湖」と続けて最後は3人一緒にジャンプ、スピンなどを披露してフィニッシュ。
・なんとも豪華絢爛。
・共通点はモロゾフ振付。荒川さんは「10年前の衣装は劣化していたので新調した」。
・コラボカーペットはもう1組。鈴木明子&本田武史。曲目とかあんまりわからないのだけどスパニッシュ系? 武史が健康だとこのショーは締まるね。
・チン・パン&ジャン・トンは「ロミオとジュリエット」。いつも素晴らしいのだけど、好みを言わせてもらうと昨年の「愛の夢」のほうが好き。
・イリヤ・クーリックはいつ見ても超絶素晴らしい。個人的には今日一番良かったと思う。ベタだけど。
・高橋大輔については、今さらだけど、彼は仕上がりが早いんだな。毎年このショーでそれなりに新プログラムをモノにしている。にもかかわらず「もっと行けるね」と思わせる(思われる)。
・これも毎年だが、大ちゃんの後に出てきてショーをクローズする荒川さんは恐ろしいよ。本当に。
・上記で触れていない人については他意はない。一部を除いて。
・ついでに勝手なことを言わせてもらうと、白Tシャツにレイバンがお似合いの彼は、今回来なかったってことは、4回転の特訓をしているんだろうなぁ、オイ。
・調子に乗って筆を滑らせるけど、隣に座っていたご婦人が「トスカ」を口ずさむのは勘弁してくれと思った。「んんん んーんんーーんんーーーーー」とか。途中で止まったけど。
・でも、大ちゃんの時に一生懸命手拍子をしようとして、だけどリズムが合わなくて、グダグダになりながら悪戦苦闘しているのは微笑ましかった。
・こうしてこの世界でまた一つ謎が解けた。「あの調子はずれの手拍子が生まれる瞬間」はああいうときだと。
最後の方は悪口じゃないよ。私はショーを見ているときは心が広いから、怒っていないし。
・・・・・・でも怒る人もいるかもね。
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