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2013年4月19日 (金)

してやったりなアイシンの先勝

 ベテラン2人のプレータイムを抑えながら、脇役の活躍で勝利した。アイシンはファイナル常連らしい勝ち方をした。東芝にとって初戦を落としたのは痛い。
(2013年4日17日 JBLファイナル第1戦 アイシンシーホース77―71東芝ブレイブサンダース 国立代々木競技場第二体育館)

 アイシンの黄金期を支えてきた桜木ジェイアールと柏木真介は今でもトッププレイヤーである。しかしファイナルは最少でも4日間で3試合、最多ならば6日間で5試合を行う。連戦を考えるとベテラン2人に負荷をかけすぎるのは危険だ。
 この日のアイシンは、第2ピリオドの10分間まるまる柏木をベンチに置いて40分中25分の出場にとどめた。桜木については36分間プレーしたが、桜木のいない4分間に試合の帰趨を決めた。

 第3ピリオドの残り2分18秒、46対45で1点リード(ただし2本のフリースローが東芝に与えられている)の場面で、それまで出ずっぱりだった桜木がベンチに下がった。この2分余り、アイシンにとっては辛抱の時間になるかと思われたのだが、実際にはアイシンが東芝を突き放す時間になった。
 朝山正悟の3ポイントが2本、古川孝敏の3ポイントプレー、柏木も3ポイントショットを決めた。試合自体はオープンな展開になって東芝もシュートに持ち込んでいたのだが、朝山のブロックショットまで飛び出した。
 第4ピリオド冒頭も桜木はベンチにいたが、コートに戻った桜木はさっそく3ポイントを沈めた。その後、橋本竜馬も3ポイントを続けて2本沈め、この試合最大の14点差としたことで、ほぼゲームは決まった。
 アイシンは、朝山、古川、橋本という脇役の活躍で勝ったことに価値がある。特に古川は印象に残った。難しい体勢でショットを決めるところは、現役時代の北卓也みたいだった。アテンプトが少ないのはやや不満だけど。
 
 一方の東芝は、スコアほどの差はなかっただけに、かえって苦しいところだ。5分間だけでやられたが、他の時間帯は互角ないし優勢だったのだから。
 得点王のニック・ファジーカスは相変わらずボールハンドリングがよく、地道に得点を重ねていた。ただし、21得点というスタッツほどには印象的ではなかった。彼は長身ながら3ポイントシュートも放つプレースタイルだ。それはわかるのだけど、プレーエリアがゴールから遠い印象を受けた。
 ニックと桜木のマッチアップだけを考えれば、桜木を引き出すためにニックが遠くから撃つのは悪くない。ただ、インサイドのもう1組のマッチアップが問題だったので、そのフォローを考えると距離が遠いように思えた。
 アイシンのセンターは、ケビン・ヤングとライボン・コーバイルが交互に出てくるのだが、彼らは207cm120kgと206cm116kgのガチムチコンビだ。彼らに対して東芝はジュフ磨々道やクリス・モス、桑原義典をマッチアップさせたが、サイズでの劣勢は如何ともしがたい印象であった。守備時にも、要所でオフェンスリバウンドを拾われたし、ゴール下でヤングが桑原を弾き飛ばしてからパスを受けて悠々と得点を決めたシーンが強烈だった。

 東芝の選手では、PG篠山竜青のプレーが印象的だった。カットインしてからのシュートにバリエーションがあって感心した。相手選手に身体を預けながら左手1本でレイアップを決めたり、リズムのフェイントでフリーになったり。
 栗原や辻については今回もピンとこなかった。

 この初戦ではアイシンの3ポイントが12/20の60%と出来すぎだったが、それは水物だ(スパーズファンの嘆き)。とはいえ相手が落としてくれるのを待つわけにはいかないので、何かしらのアクションが必要だ。
 東芝は、シーズン後半にはアイシンやトヨタと同等の勝率を残しているので、地力はあるはず。フロントコートからのプレスは相手を慌てさせる威力があるので、プレスを織り交ぜながらトランジションゲームに持ち込めば可能性はあるかなと思った。

※第2戦は見ていないけど東芝が勝った。第5戦まで行けば見に行けるけど、最終戦はワンサイドゲームになることが多いからなあ・・・。

【試合と関係ない話】
 それにしても、アイシンには比江島の加入が決まっていて、金丸も来るんだっけ? 古川も橋本もウカウカしていられないな。
 あ、ウカウカしていられないのは金満トヨタもか。円安パワーでワトキンスでも引き抜くのかね?

Bicwe4nceaavfra

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
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