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2013年4月30日 (火)

JFL藤枝対長野

 磐田戦の翌日は齋藤先生のチームを見に行った。戦評を述べるにはJFLについての観戦経験も予備知識も乏しいのだけど、まあ無責任な立場なので気楽に感想を書く。こう書くとまるで湘南については責任があるみたいだが、もちろんそんなものはない。いつでも気楽に好き勝手なことを書いているだけだな。
(2013年4日28日 藤枝MYFC2―1AC長野パルセイロ 藤枝総合運動公園サッカー場)

 といいながら、藤枝バイパスの渋滞にひっかかったため藤枝総合運動公園に着いたのは開始直前だった。さらに、最初に見えた第2駐車場に車を止めたのでサッカー場まではかなり距離があった。

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 メインスタンドの大きな建物が見えているのだが遠く、長野サポーターの大きな声を聞きながら着いた時にはキックオフは過ぎていた。

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 収容人員1万3000人だが、椅子席はメインのみの5100である。ゴール裏、バックスタンドは芝生ではあるがサッカー専用スタジアムである。

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 長野からは結構な数のサポーターが来場。メインスタンド右側はオレンジの人たちが多数。

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 長野の監督は今季から、私がフォローしている数少ないサッカー関係者、美濃部氏。ピクシーばりに革靴でボールを蹴ってボールボーイに渡す場面も。

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 藤枝の選手兼任監督、齊藤俊秀。私からすると湘南時代の感謝を示すべき相手なので、この日は藤枝を応援しながら観戦。ちなみに試合終盤には藤枝サポーターが「サイトーカントク」コールをしていて新鮮だった。

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 長野も藤枝もともに4-2-2-2に近い形の4-4-2だと思う。まあ開始から見ていないのでアヤフヤだけど。
 立ち上がりは長野のペースだったのだけど、理由はよくわからない。藤枝の問題点はいくつかあったと思うけど、長野側のポイントが読み取れなかった。選手たちは平均的にボールを扱う能力があるようには見えた。その反面、攻守分断に見えて、チャンスの場面で2~3人がボックス内に走りこむと、その後ろから続いてくる選手がいない。
 長野の勢いは15分か20分くらいでなくなってきて、ゲームは拮抗し始めた。しかし長野の先制ゴールはその時間帯に生まれた。41分、長野のゴールキーパーが蹴ったゴールキックが藤枝から見て右寄りのエリアに飛んで行き、競り合いからこぼれたボールを長野のFW田中恵太が拾って左脚を一閃すると、スライスボールの軌跡を残して反対側のサイドネットに突き刺さった。ビューティフルゴール。

 藤枝の2CBは齋藤と冨成慎司のコンビ。冨成が相手のターゲットマンと競り合うことが多いのだが、ちょっと難がある。彼の競り方は「勝つか負けるか2つに1つ」みたいな感じに見える。負けるときは綺麗にやられてしまう。負けても相手のプレーを制限する、というような感じがない。失点場面だけでなく目についた。
 冨成はキャプテンマークも巻いていて目立つのだが、彼にとっては苦しいゲームで、後方からボールを回すときにも窮屈そうにしていた。ボールを保持すると藤枝の右SB奥田大二郎は高い位置に進出するが、石井俊也と石田博行の2ボランチがボールを受けるような位置に来てくれないので選択肢が少ない。無理目に奥田に出すか、隣の齋藤に出すか、2択みたいなシーンが目についた。

 まあそんなわけで前半終了。
 ハーフタイムには、JA初のアーティスト「nozomiガールNEed」が登場して2曲披露。

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 たどたどしいトークが妙に好印象。というか、バタバタと入場したから把握していなかったが、このゲームは「nozomiガールNEed マッチデー」だったのね。コンコースで淹れていたお茶は牧の原茶「望」ってやつだったのだね。

 後半開始と同時に藤枝は選手を2人交替させた。FWの西山貴永とアランを下げて、奈良林寛紀とオハを投入。オハは4月18日に完全移籍加入した18歳のナイジェリア人FWだ。オハは前線に、奈良林は本職はDFだが右SHに入った。
 で、後半は藤枝ペースになった。現象面を挙げると、セカンドボールを拾えるようになって、サイドの高い位置にボールが回るようになった。理由はよくわからないが、選手配置のバランスがよくなったのかね。前半はアランとケルロンの2人のブラジル人が右サイドの近い位置でプレーすることが多かったが、中央が薄かったのかね。後半はケルロンとオハの2人が前線にいて、他の8人が4-4を構成していた。
 藤枝の2ゴールはいずれも同じような形。後方でインターセプトした選手(石田と齋藤)が即座に前線へとパスを出し、ケルロンとオハがそのままゴールを決めた。前半の長野のゴールと同じような位置から同じようなゴールだった。

 ゴールには絡んでいないが、藤枝の左SH久富賢が好印象だった。たびたび左サイドライン際を疾走してボールを引き出したし、相手ボールになったときにファーストディフェンダーとしてプレッシャーをかけるのにも奔走していた。
 でまあ試合終了。藤枝は鮮やかな逆転勝利で5位に浮上。ちなみに喜ぶ藤枝サポーターの中にスパイダーマンがいるのだけど、彼はハーフタイムにはメインスタンドにやってきて子供たちにお菓子を配っていた。毎試合の恒例なのかどうかは知らない。

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 長野は3試合連続のアウェイでいずれも先制しながら、ドロー、逆転負け、逆転負け、と苦しんでいる(それでも1位の讃岐とは勝点差3の3位)。長野は美濃部監督に替わってからシステムも変えて試行錯誤中で、昨シーズンはこの日のような前後分断サッカーではなかったとのこと。帰り道の清水PAで話した長野サポに聞いた。
 長野サポの応援バスツアーは、朝7時に長野を出て帰着時間は22時過ぎ予定とのこと(帰路の感じを見ると23時とか0時じゃないの? と思ったが)。で、中2日で5月1日に次の試合がある。なんでJFLがそんな過密日程で平日昼間にゲームを開催するのか、意味が分からないのだけど、いずれにしても大変だ。選手たちもバス移動だろうし。

 さて、藤枝について。
 まずこの日の入場者数1058人とは苦しい。たぶん3000人ぐらい入ってもさほど窮屈にはならないので、清水サポでも呼び込みたいところだろう。この日もエスパルスのエンブレムを貼った車もチラホラ見かけたが、さらに増やしたいだろう。その意味では、市川大祐の復帰が待たれるのだろうか。
 でも、本当に3000人の集客をすると、今度は駐車場問題が浮上するだろう。公共交通機関はたぶんないので臨時バスを用意したりする必要が出てくるのだろうが、それはそれで大変だ。
 ちなみにこの日は試合終了時にはMYFCタクシーが待機していた。

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【まとめ】
・JFLを観戦するのは十数年ぶりなのだけど、前回観戦時にはサポーター同士のエール交換ってあったかな?
・試合に出ていた藤枝の選手がユニフォーム姿のまま外に出てきていて驚いた。彼だけの特例なのか。
・書いていなかったけど、試合は面白かったです。近くのゴールに3つの美しいシュートが入ったし。
・専スタってだけで何割かよく見えるしね。しかし、日本平、ヤマハとあってこの藤枝だ。さすがサッカーどころというべきなのか。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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