« 勝利か…何もかも皆なつかしい | トップページ | JFL藤枝対長野 »

2013年4月29日 (月)

ジュビロの良さが存分に出た大敗

 ポジティブな要素の少ないゲームだった。これがトリガーだったと振り返らないで済めば良いのだが。
(2013年4月27日 ジュビロ磐田4-0湘南ベルマーレ ヤマハスタジアム)

 開始1分の失点で全てが狂ったとは言える。しかし、「あれがなかったら」と言う気にはまったくならない。いずれやられただろうな、というマイナスイメージを拭えない。
 湘南の左WB高山薫と対面の駒野友一のマッチアップにおいて、高山とフォローに入る左ストッパー島村毅の連携はギクシャクしていた。磐田が駒野を生かそうとしてくることは明らかだったので、これは厳しかった。もっとも、島村にとって難しかったのも確かだ。中央では前田遼一がボールキープしまくりなので、そちらも気にかける必要があった。
 1点目に関していえば、3バック中央の大野和成が前に出て行ってボールを奪いきれずに攻められたことがギャップを生んだとも言える。本人も反省の弁を残しているが、しかしそこは責めにくい。水曜日のカップ戦でもクォン・ハンジンが前に出て軽くクロスを入れられたが、あれほどひどい対応でもなかったし。もちろん、前に出た以上は奪いきれ、できなければゲームを切れ、とはいえる。けれども、それが躱されることはあり得るので、フォローについて無策というわけにはいかない。
 大野に関しては、開始早々から出て行った判断について考えるべきだろう。相手のフォーメーションが前節までと異なるらしいことはメンバー発表の段階でわかったのだから、まずはマッチアップの確認をしたかった。まあ、あれは積極性の現れ、と評価すべきプレーではあるけれど。

 前田を止められず、駒野に対する対応もあやふやでは、苦戦するのも当然だろう。磐田が3ー4ー2ー1に変えたことが奏功したのかどうかは、よくわからない。2ボランチの小林裕紀と山本康裕はどちらも広範に動き回ってチャンスを作ることに貢献していたが、課題であったバイタルエリアの守備についてどう効いていたのかは不明(湘南のせいですけど)。山田大記があまり下がらずに済んだということはあるかもしれない。
 磐田の森下監督の「あえてマッチアップさせて、選手に勝負させてやろうと」というコメントが本音なのだとしたら、そのなりふり構わなさには脱帽するしかない。

 このゲームでは湘南の褒めどころが探しにくい。途中投入された選手についても良かった選手とダメ出し対象の選手とに真っ二つに別れる。
 中川くんと河野くんのデビューについては、正直モヤモヤする。新戦力のお試しはアウェーで、ってのはチョウ監督のいつものやり方ななのだけど、今回に関しては、3日前の水曜日にカップ戦があったからね。磐田が休んでいる水曜日にガチメンでカップ戦を戦っておきながら、リーグ戦でお試し起用とはこれいかに。2点差がついたからだってのはわからないでもないけど、でもねえ。
 それと、中川くんに関していえば、大野が左サイドを駆け上がってクロスを入れようかという場面で中に武富しかいないのに後続して来なかった。この場面で私の同行者は大激怒してしまい、しばらくあの選手は見たくないとまで言い出してしまった。それについては私もフォローできず。彼のプレースタイルとはちょっと違うのかもしれないけど、あそこで攻撃参加しない選手は評価が上がらないでしょう。彼の責任というよりかは、どういう指導して起用しているんだ? ということなのだけど。

 一般的なパターンであれば守備を引き締めて立て直しを図るところだが、今季の湘南にはその選択肢がないのがつらいところ。
 でもまあ守備の強化というより、後方からのロングフィードを加えるという意味で、遠藤航の復帰を起爆剤にしたいところだ。

【今日の難癖】
・試合内容は文句のつけようのない完敗だったので、それ以外の事柄について。
・ハーフタイムにチアガールが何かするのはホームチームの勝手だから良いのだけど、ホーム側のピッチでやってくれ。子供を並べてアウェイの練習を妨害する作戦なのかと思った。このスタジアムでプレーするのは初めての選手が多いのに。
・アウェイ席の入場ルートをホーム側と完全隔離するのは構わないが、試合終了後もあの狭い階段を登らせるのはなんの嫌がらせかと思った。体育館の前の門扉を開けばいいじゃん。
・このところ雨でなければ強風だ。もううんざり。ちなみにいうと、強風よりは雨のほうが歓迎。この際だから相手チームも泥試合に引きずり混むのがよいのかなあ、と思い始めている。

« 勝利か…何もかも皆なつかしい | トップページ | JFL藤枝対長野 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジュビロの良さが存分に出た大敗:

« 勝利か…何もかも皆なつかしい | トップページ | JFL藤枝対長野 »

高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

姉妹ブログ


三鷹牛蔵twitter

無料ブログはココログ