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2013年7月13日 (土)

レイソルの4-2-3を打破できず

 J'sGOALの戦評で「互いに3-4-2-1の布陣でマッチアップした戦い」という書き出しを読んでびっくりした。柏は4バック、それも4-2-3だと思っていた。つまりそれだけ柏の出来が悪かったということで、それでも勝てないのは苦しい。
(2013年7日10日 湘南ベルマーレ1―2柏レイソル ShonanBMWスタジアム平塚)

 レイソルの布陣は4-2-3じゃねえの? 4バックは右から藤田優人、鈴木大輔、近藤直也、橋本和と並び、2ボランチはいつもの大谷秀和と栗澤僚一のコンビ。クレオをトップに置いて右に工藤壮人、左に田中順也がいた。
 山中亮輔については開始直後に「橋本が後ろで山中が前ね」と確認したのだが、ゲーム中には存在を忘れていた。私の位置からは逆サイドだったせいもあるけど、役割が不明確だったから。
 少なくとも前半、柏の試合運びは低調だった。運動量が少なく、前線だけの攻撃で終わって波状攻撃にならなかったり、中途半端なプレスをかわした湘南が前線へのロングパスでチャンスを作り出すなど、集中を欠いている印象だった。

 にもかかわらず湘南の先制ゴールは61分とあんまり良くない時間帯だった。もっとさっさと先制していればまだしも、残り30分であり、格上チームが「じゃあ本気出す」のに良い頃合いだった。
 ただし、先制直後の湘南には勢いがあり、前がかりになった柏の裏を取るような場面もあり、イケイケだった。問題はそこで追加点を奪えなかったことで、特に高山薫のロングシュートは大目玉を食らうべきチョイスだった。前線のスペースに中川寛斗が走りこんでおり、パスすべきだった。直後に、よりゴール寄りの位置からパスを出したが、その場面こそシュートを撃つべきであり、完全に判断が間違っている。ちなみに島村毅のロングシュートにはリスク管理の側面もあり、正しい判断だった。

 柏が「本気を出した」のは、選手交代で表現された。64分に問題の山中を下げて太田徹郎を投入。太田がウィング的な位置取りをして田中が下がった。これで4-2-1-3のような形になり、フィールドプレーヤーが10人そろった。
 その後は徐々に柏が押し込むようになり、前線に起点を設けられないからガンガン走る作戦だった湘南は足が止まり始めた。80分、81分と立て続けの失点で逆転された。2点目のコーナーキックは私の位置からはよくわからないけど残念だった。この日の湘南は、相手CKに対して3つストーンを置くやり方で、ちょっと面白かったのだけど。

 私は柏の試合運びを「低調」と見たが、柏サイドからすれば「しょうがない」のだろう。中3日のアウェイゲームで28℃、湿度77%である。格下チームが運動量で勝負をかけてきたときに付き合っても仕方ない。リスクを避けながらゲームを進め、相手が疲れた頃に仕留めればよい。
 湘南にとっては端から分の悪い話なのだが、それでも相手のコンディションが万全であるよりはマシだ。相手が隙を見せてくれたときに勝点を稼いでいかないといけない。だから前半の柏を見ながら「このゲームは落とせねぇ」と思ったのだが、及ばなかった。

 善戦した時には惜敗かいいとこドロー、ダメなときは大敗、というデジャブ感のあるパターンになりつつある。前節の仙台戦といい、この日の柏戦といい、ブレークスルーの可能性が見えながら果たせないのはしんどい。選手の根気が持つかどうか。
 もちろん、1つ勝つことがきっかけになりうるというのは去年の開幕戦で実証されているので、次も期待するんだけどね。まあ今日は甲府に行かないし、水曜日の新潟戦にも行かないんだけどさ。「ちょっと風呂入ってくる」。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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