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2014年7月25日 (金)

ロアッソ熊本戦での失点について

 不覚にも多忙なのであれこれは書いていられない。熊本戦での失点についてだけ書く。
(2014年7日20日 湘南ベルマーレ2―1ロアッソ熊本 ShonanBMWスタジアム平塚)

「僕の交代の仕方のメッセージが悪かったかなと思っています」というのがチョウ監督の弁。
 熊本がFW巻誠一郎を投入したのに対応して島村毅をDFラインに投入したことについてのコメントである。その直後の失点であるし。
 とはいえ、このコメントはある種のポジショントークなので、私は無視しようと思う。

 ロングボールを巻がヘディングで折り返し、飛び込んだ仲間隼斗が押し込んだゴールである。焦点になるのは巻の折り返しである。巻対策で投入したはずの島村が巻と競り合えずにやられたのだが、あの局面についてはちょっと島村を責めにくい。
 そのプレイの前に、もっと高い位置で巻と島村はハイボールに競り合った。島村は苦しい体勢だったため着地の姿勢が崩れ、即座にゴール前に走り出した巻に後れを取った。
 問題は、島村が追いつく前に熊本の澤田(?)がフリーで蹴ったボールが巻に届いたことだ。だれも澤田を邪魔しなかったことだ。だれも澤田に寄せていなかった。

 あの場面はFW陣のプレスバックを期待するよりはボランチが寄せるべきだと思う。岩尾はDFラインに吸収されている場合だったのだろうか?
 島村がDFラインから飛び出して巻と競に行ったので誰かが埋める必要があったというエクスキューズも考えられる。が、それもどうだろう。DFラインのカバーにしては岩尾と丸山の距離が近すぎる。
 それに、冒頭で触れたチョウ監督のコメントは「引いて守りに行った」ことを誘発したことに言及したものであるから、岩尾は引きすぎていたという理解でよいのだ。

 チョウ監督は選手個人を批判しない。少なくとも記者会見などの席では。それは構わないのだが、しかし岩尾のポジショニングについては修正が必要だ。
 くだんのコメントでは「2-0になった後」のことに限定しているが、彼の「引き癖」は前半から見られた。味方FKを跳ね返されたところでボールを拾えず危険なカウンターを浴びた場面だ。あそこでセカンドボールを拾って二次攻撃、三次攻撃と続けるのがチームとしての狙いであり、ある意味では生命線だ。
 無闇に前に出て裏を取られるのを恐れるのももっともだが、恐れるあまり、かえってピンチを招くのでは本末転倒である。スピードに自信がないのならなおのことポジショニングの精度を高める必要がある。

 そのほかはポイントだけを列記。

・熊本の布陣は養父をアンカーに置いた4-1-2-3。
・養父のアンカーとか橋本のCBとか、マジかよ、と思ったけど特に破綻はなかった。
・熊本が荒いというのは確かなのだけど、下位に沈んだチームを浮上させる第一歩としてはありかな。
・セットプレーに沈むのも勉強。
・それにしても「オーオ オーオ オーオ ロアッソー」という定番チャントがなかった? 私が気付かなかっただけか?

・湘南の2点目、ショートコーナーからの菊池大介のシュートはすごかった。
・相変わらずカメックスの右は試行錯誤が続く。
・予報通りとはいえ後半の大雨はすごかった。前半とのギャップが。
・やっぱり屋根は欲しいよなあ。
・でも陸スタに屋根を付けるのは気が進まない。さっさと専スタに引っ越したい。

 さて、富山戦に行けないと磐田戦まで間隔が空くのだよなあ。うーむ。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
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