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2014年9月 4日 (木)

ジュビロへの片思いの終わり&近隣市の皆さん見てました?

 ジュビロ磐田にそれをされる違和感といったらない。3バックで失点を防いでカウンター、ってのはJ2クラブの多くが対湘南戦略とするものであるが、ジュビロがそれをすることの意味は大きい。
(2014年8日24日 湘南ベルマーレ1―1ジュビロ磐田 ShonanBMWスタジアム平塚)

 一部の古いベルマーレファン(私)からすると、ジュビロをライバル視する気持ちが抜けないのである。彼らがサウジアラビアでアジアの覇権を争っていた時も、N-boxがJリーグを席巻していた時も、「待たせてスマンのう」と思っていた。まあジュビロな皆さんは鹿島をライバル視していたんだろうけど。
 そういう一方的なライバル視からすると、6月のアウェイ磐田戦は満足のいくものだった。勝ったことよりも、ガップリ四つに組んだハイテンションなゲームだったからだ。舞台がJ2であることはさておき。

 今回もその再来を期待したわけだが、そうはいかなかった。
 白熱したエリアは確かにあったのだが、それは中盤ではなく磐田ゴール前だった。3バックは集中力を見せていて、サイドの1対1は半ば放置して(WB任せ)、「最後に真ん中でやられなければいいんだ」という割り切りを見せた。
 まあ数年前の湘南を彷彿とさせるのだが、そうすると攻略法のイメージも湧きやすい。ミドルをぶち込むか、それによって中央にギャップを作るか、あるいは単純に精度で上回るかだ。ウェリントンの同点ゴールは成功例で、逆転できなかったのは精度勝負にこだわりすぎたからっぽい。

 そんなわけでハーフコートゲームになり、後ろの人数を増やした磐田の攻め手はなくなった。
 エメルソンの単騎カウンターが欲しいのだろうなあ、と思ったら後半投入されたチンガが本当に1人で1点取ってしまう。
 そこら辺りはさすがに資金力を感じさせる。もっとも、彼は獲得時の触れ込みではボランチだったはずなのだけど。
 ゲームはそれなりに白熱したのだけど、やっぱり嘆息してしまう。ベルマーレとジュビロの力関係はうまくバランスがとれない。別にこの1試合で逆転したとか言う気はないのだけど、ライバル関係は成り立っていない。試合内容、クラブの立ち位置、歴史、それらを考えると湘南のライバルは甲府という意見に同意せざるをえない。個人的には認めたくないのだが。

 And Now for Something Completely Different.
 お話変わって。

 いくらジュビロに元日本代表選手がいるとはいえ、1位と3位の大一番とはいえ、2部リーグの出来事である。
 にもかかわらず14,155人の来場者があって満員状態だった。座席に座りきれずに通路にまで人があふれていた。
 今やベルマーレは日本サッカー界にちょっとは知られた存在になりつつあるし、少なくとも来年はJ1チームである。個人的観測でいえば、しばらくは定着しますよ。これは。

 近隣のホームタウンのどこかにキャパシティのあるサッカー専用スタジアムを建設したら、このベルマーレを手に入れられますよ!
 平塚市はこの希少価値をわかっていないのか、先立つものがなくて身動きがとれないのか、陸上競技場の改修という小手先の延命策を探っているようなのだが、昨今のJリーグのスタジアム基準の動向からすると「安物買いの銭失い」になりかねない施策だ。
 それならば、どこか他の自治体がスティールした方が、希少価値をえられる新ホームタウンにとっても、試合が見やすくなる観客にとっても、無駄金を使わずに済む平塚市にとっても、よいことだ。

 というわけで専用スタジアムを建設する近隣自治体を募集しています! 必要ならふるさと納税もしますんで!

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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