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2014年11月21日 (金)

最終節で湘南ベルマーレが挑む記録まとめ&横浜FC戦の感想

 2試合続けて4得点、3連勝である。昇格も優勝も決まって2連敗したものの、すっかり復調した。勝点100という目標が目前のものとなり、最終節のアウェイ大分戦も「流す」理由はないだろう。
(2014年11月15日 湘南ベルマーレ4-1横浜FC ShonanBMWスタジアム平塚)

月 というわけで、大分戦で湘南が挑む記録をまとめておく。現在の勝点制度になった、すなわちⅤゴールが廃止された2002年以降のJ2の記録を比較する。

●勝点
 現在98なので勝てば101になり、42試合制での最多記録。従来の記録は2008年広島の100なので新記録になる。
 試合数を考慮しなければ2009年仙台の106が最多だがこのシーズンは52試合制であった。2004年川崎は44試合で105だった。
 1試合当たりの平均勝点を見ると、従来の最高記録は2004年川崎の2.386である。湘南は今のところ2.390だが勝てば2.405となって新記録になる(ドローだと2.357)。

●勝利数
 湘南は大分に勝てば31勝となる。2008年広島と並んで42試合制での最多記録になる。
 ただし、2004年川崎は44試合で34勝している。この川崎の記録の前ではちょっと霞む。

●敗戦数
 湘南はここまで3敗。42試合制での過去最少記録は2008年広島と2012年甲府の4敗なので、湘南が新記録を作る可能性がある。
 実数値では2010年柏の2敗が最少記録だが、この年は36試合であった。

●得点
 2004年川崎の104点が圧倒的だ(44試合)。
 42試合制で比較しても2008年広島と2013年ガンバ大阪が99点をあげている。湘南はここまで83得点なので射程外だろう。
 1試合当たりの平均得点を見ても2004年川崎の2.364が過去最高。湘南は41試合終了時点で2.024。

●失点
 湘南はここまで23失点。42試合制での過去最少記録は2008年広島と2012年甲府の35失点だった。
 実数値では2011年FC東京の22失点(38試合)が最少記録で、湘南もこれには及ばない。
 1試合当たりの平均失点を見ると、従来の記録は2011年FC東京の0.579である。湘南は今のところ0.561であるので、1失点しても0.571で新記録になる。無失点であれば0.548になる。
※それにしても、失点と敗戦数のリンクぶりが目立つ。今年の湘南はディフェンスの力で勝ってきたことが数字上は顕著だ。

●得失点差
 湘南はここまで+60である。過去には2004年川崎が+66(44試合)、2008年広島が+64(42試合)という記録がある。
 1試合平均で見ると、2008年広島が+1.524、2004年川崎が+1.500という記録がある。
 湘南は大分戦で「+4」を加えれば2008年広島と並ぶ。でもこれは目標とするには遠いなあ。

●クリーンシートゲーム数
 無失点に抑えた試合数のことである。
 シーズン中にも話題になっていたが、2006年横浜FCが最多記録で25試合である(48試合制)。
 全試合に占めるクリーンシートゲームの割合を見ると、2011年FC東京が38試合中23試合で60.5%となっており、これが記録である。2006年横浜FCは52.1%であった。
 湘南はここまで23試合・56.1%であり、大分戦が無失点でも24試合・57.1%にしかならない。

●完封数
 無失点で勝った試合数である。
 2007年札幌(48試合)と2009年仙台(52試合)の20試合が最多記録である。そして湘南は現在19試合。大分に勝つと20試合になってタイ記録となる。
 全試合に占める完封試合の割合を見ると、2011年FC東京が38試合中18試合で47.4%である。湘南は大分に勝つと42試合中20試合で47.6%となり最高記録になる。

 
●無得点試合
 0点に抑えられた試合の数について。
 湘南はここまで6試合あるが、これは平凡な数字だ。2004年川崎は44試合中2試合、2008年広島は42試合中2試合である。

 以上を整理する。最終節の大分戦で湘南が勝つと達成される記録。
・42試合制での最多勝点=101
・最高勝点率=2.405
・42試合制での最少敗戦数=3
・最少失点率=1失点なら0.571、無失点なら0.548
・得失点差=6点差なら+66(2004年川崎とタイ記録)
・1試合平均得失点差=4点差なら+1.524(2008年広島とタイ記録)
・完封勝利数=無失点で勝てば20(2007年札幌および2009年仙台とタイ記録)
・完封率=無失点で勝てば47.6%

 こうした記録を打ち立てる、またとない機会である。「調整試合」にしてしまう理由はない。
 もっとも、個人レベルで見ると、ウェリントンがイエローカードをもらうと8枚目になる。そうすると「未消化の出場停止の対象試合が2試合以上の場合、翌シーズンへ繰り越します。」というレギュレーションに引っかかる(のだよね?)わけで、来季の開幕戦のことを考えれば起用しないという考え方もありうる。だけどウェリントンはシーズンの目標だった20ゴールにあと1だしなあ。

 横浜FC戦のことを書いていない。

 前節の北九州戦もそうだったが、80分過ぎに突き放すゲームだった。80分過ぎてから相対的な運動量の差が現れるというのはシーズン序盤に見られた光景だ。
 やはり夏場は下位チームの拠り所なのだともいえる(2013年の湘南もそうだった)。ただ、それよりも「序盤のメンバーに戻った」ことのほうが大きそうなのが微妙なところだ。怪我をした菊地俊介の代わりに石川俊輝が入っているだけで、それ以外は中核メンバーに変化が少ない。もうちょっとメンバーの入れ替わりがあってもよさそうなものだが。
 結局のところ、ウェリントンと丸山祐市の代わりはいないのか? というところに帰結する。彼ら2人の存在感が大きすぎるのは懸念材料だ。

 あれ、やっぱり横浜FC戦のことを書いていない。まあいいや。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
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