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2015年3月 1日 (日)

2015年のJ1順位予想(湘南視点で)

 例によって湘南視点で「蹴落とせるチーム探し」をするわけです。その趣旨からいって、年間勝点の予想です。ステージ優勝なんざ知らん。

18位 モンテディオ山形

 プレーオフ昇格組は最下位に予想するレギュレーションです。
 補強は悪くないと思う。アルセウ、渡辺広大、宇佐美。でもこの補強って小林伸二さんが監督ならピッタリなんだろうけど、ノブリンとマッチしないような印象。

17位 ベガルタ仙台

 監督交代による路線変更がうまくいかなくて、元の路線に戻して凌いだのが2014年なんでしょ。だけど角田・赤嶺が抜け、リャンの年齢が1つ上がる。渡邊監督が新しい何かをもたらせるかがカギだろう。新戦力にパンチが足りない印象なのでハモン・ロペスの爆発に期待するところだろうか?

16位 ヴァンフォーレ甲府

 城福の「1点リードしたら6バック」とまた対戦したかったな(リードされたくないが)。青山・佐々木が抜けたし監督も替わったし、守り倒すやり方ではないのだろう。樋口監督は元はといえば前プレ志向だと思っているので(山形時代の刷り込み)。
 近年の甲府は年2回のFWブラジル人ガラガラポンに活路を見出しているのだが、東ティモール人を含む4人総入替え作戦も不発だったし、そろそろ苦しいんじゃないかな。

15位 松本山雅FC

 反町監督に敬意を示して降格圏からは外したが、どうだろう?
 犬飼・船山が抜けた後の対処が「補充どまり」という世評はもっともだと思う。あれを「J2オールスター」と評するのはむしろ好意的だよな。守備が踏ん張れるのであれば、夏のブラジル人FWガラガラポンを甲府から継承すればよいのではないかな。強化部長には栃木時代の実績もあるのだし。

14位 清水エスパルス

 2014年は終盤に「近所のアウェイチームが必要だろ?」と名古屋、甲府にドローを強いることによって、セレッソ、大宮を出し抜いたわけだが(妄想)、2015年はさらにパワーダウンしているらしいね。ノヴァコビッチを手放し、瀬沼は使いこなせず、新外国人はよくわからない。しかも始まる前から監督交代は封印なんでしょ? いろいろ降格フラグが立っている。
 でも左伴さんを社長に据えたのがポイントになるかも。しがらみのない社長になったので監督交代もできるのかもしれない。

13位 サガン鳥栖

 森下仁志監督? なんだか意図がよくわからない。磐田の監督だったときには下位をボコる手腕だけが印象的だったのだけど(湘南サポ的な観点)、あ、それでいいのか。うっかり上位に進出されては困るのだから降格さえしなければ。大外れだったらまた吉田恵さんを監督にすればよいのだし。
 でも夏に林が海外移籍を実現させたら一気にピンチになるのでは?

12位 柏レイソル

 1つくらいは意外性のある予想を入れておこうかと思って。
 ネルシーニョの力で下駄をはいていた面もあるんじゃないの? そりゃ確かにレアンドロとかいるし、大崩れするとは思えないんだけど、歯車が狂ったら一気にいく可能性があると思う。「ユース組ばっかり優遇しやがって」とかいう不協和音が生じて。あとACLも抱えているし。

11位 湘南ベルマーレ

 無理矢理レイソルの上に置いたけど、これが限界。ウェリントン、丸山、武富と主力が抜けたのはやっぱり痛い。DFラインに入るアンドレ・バイーヤはなんだかよさげだけど、前線はどうかな。
 ただ、チョウ監督のやり方って、しきい値を挟んで結果が大きく変わると思うのだよね。今年こそはそこを超えていると思いたい(そうであればもっと上位でもおかしくない)。

10位 川崎フロンターレ

 びっくり枠のもう一つの候補は川崎なのだけど、まあ自重した。
 基本的に風間サッカーのライフサイクルは下り坂に見える。角田と中村憲剛の存在がその傾斜を緩めるとは思うけど。

9位 横浜Fマリノス

 監督交代、補強微小、俊輔故障、年齢上昇という材料から、びっくり枠に入れたかったのだが、どうせ困ったら本社が援助してくれるのだろうし外国人補強でドンと来るのだろうなと思っていた。そしたらアデミウソン獲得だ。ラフィーニャも微妙だったら夏には交代だろうしね。
 でも、そううまくいくかな? と言いたい気分。

8位 アルビレックス新潟

 ここまでに取り上げるタイミングがなかったけど、「おいもう8位だぞ」という声が聞こえた。
 ヤンツーさんが大崩れしないのはわかったけど、これより上とも考えにくい。マンネリ化だけが敵って感じ。

7位 名古屋グランパス

 たぶん2014年が勝負だったのだろう。優勝を目指すという意味ではなく、世代交代的な意味で。で、それをどうにかやり過ごした。なので2015年からは上昇気流に乗りたいところ。ケネディ&玉田が抜けたのはシンボリックだけど、ターニングポイントを超えたことの象徴っぽい。トゥーさん&楢崎が抜けたらそれがピリオドなのだろう。
 あとはレドミ依存しないで済むかがカギなんでしょうね。

6位 ガンバ大阪

 ゼロックススーパーカップまでうまく行き過ぎているのが罠なんじゃないの?(無根拠)
 赤嶺・小椋という補強は的確だし、不安材料は考えつかないのだけど、まあ今年はマークされるわけだし。

5位 サンフレッチェ広島

 皆川、野津田、浅野といった面々が成長しないと苦しい。そういう若手の成長を織り込んで予想すると大体外れるのだけど、森保はなんとかしそう。工藤、佐々木、ドウグラスもなんかうまく使いこなしそう。DFの人数が多すぎる疑惑もあるけど、千葉ちゃんを前に出すか、塩谷をトップ下にしたりして。

4位 浦和レッズ

 DFラインと阿部勇樹が耐えきれるか。確かに遠藤航がいたら重宝しただろうな(U23代表でいなくなりますが)。
 ズラタン、石原、興梠の3人が額面通りに働けば恐ろしいことになりそうでもあるのだが。湘南サポ的には複雑。

3位 ヴィッセル神戸

 ネルシーニョを買って高評価。三木谷も適当にあしらえるのではないかと。
 シンプリシオが抜けるのは普通ならかなりのマイナス査定なのだけど、ネルシーニョならどうにかするでしょう。メンバーを見るとGKがちょっと物足りないけれど。

2位 鹿島アントラーズ

 高崎、ファンソッコと良い補強。選手の年齢構成もジワジワと入れ替えに成功しているし、文句のつけようがない。本当なら優勝候補なんだろうな。

1位 FC東京

 ACLがないチームを優勝候補にすることにした。前田の獲得がラストピースとしてハマるような気がするので。2014年はフィッカデンティのやりたいことが見えるまでに時間がかかったが2年目なのでシーズンを通していけるのではないかな。

 

 毎度的中しない私の予想だが、読み返すと本当に当たる気がしない。でもまあ私にとっては湘南の順位が最大の関心事で優勝争いには関心が薄いからなあ。
 湘南からすると、今年こそ残留しないとツライ。主体的には不安材料がないわけではないが、客観的にいえば今年ほど残留のハードルが低い年はないから(お互いにそう思っていることだろう)。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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