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2016年6月 5日 (日)

名古屋との最終節アウェイ戦はコワイなー

 今回は勝ったけど、楢崎正剛、永井謙佑がおらず、売出し中の和泉竜司君もいなかった。いろいろ立て直せる要素もある。今季の湘南は最後まで残留争いをするだろうと思っているけど、その最終節の相手が名古屋って嫌だな。
(2016年5月29日 湘南ベルマーレ2-1名古屋グランパス ShonanBMWスタジアム平塚)
 
 名古屋の布陣は4-2-3-1と説明されるが、実際には4-2-2-2だった。199cmのシモビッチがトップにいて、田口泰士はその下というよりは衛星的な位置取りだった。
 ボールを持つと名古屋の選手はシモビッチめがけてロングボールを蹴る。シモビッチはそのボールをフリックし、田口と両SHが近くにいて拾おうとする。両SHは中へ中へと侵入していき、サイドのスペースを使うのはSBの役目だ。
 もっとも、このゲームではシモビッチに入るボールは後方からのボールばかりで、サイドからのクロスはほとんどなかった。湘南は3バックで、その両脇のスペースを狙うのはセオリーともいえるが、そうはしてこなかった。ロングパス一辺倒の攻撃は対応しやすかったと思う。
 
 でもさあ、その問題はすぐ解決するよ。
 実際、この日は先発を外れていた古林将太が後半から右SHに投入されると、クロスをバンバン入れてきて脅威だった。前半の右SHから左SHに回った野田隆之介185cmが中央にいてターゲットが2枚になっていたし。
 
 名古屋がトップ下に(本来ボランチの)田口を起用するのは相手の最終ラインやボランチに圧力をかける狙いもある、というのが事前の説明だったが、実際にはトップ下というよりは2トップのような位置取りだったので、湘南の最終ラインやボランチには圧力がかかっていなかった。もちろん選手の配置だけが理由ではないだろうけど。
 ともかくそのおかげで、湘南の2ボランチ石川俊輝と神谷優太は自由を満喫してボールを扱っていた。特に神谷からの配球は際立っており、前半の攻勢をもたらしていた。
 
 でもさあ、その問題はすぐ解決するよ。
 後半になって名古屋は湘南の2ボランチへの圧力を増した。名古屋の2ボランチの一角イ・スンヒが神谷にプレッシャーをかけてトラップミスを誘発し、そのまま同点ゴールを奪ったシーンが象徴的だ。昨年までの名古屋は2CBとボランチがどっしり構えて跳ね返していたので、その癖が抜け切っていないのかもしれないが、全体を押し上げて守ることもできる。
 
 湘南サイドから見た名古屋のもう一つの失策は、川又堅碁をベンチに置いたままで起用しなかったことだ。グスタボを入れてカオスをもたらそうという狙いもわかるし、気味悪さは十分に感じた。でも、そんなギャンブルを打たなくても川又の顔を見るだけで湘南サポに緊張感が走り、スタジアムの空気感を変えることができるのにね。
 まあ、これはサイドからのクロスが減ったこととリンクする問題なのかもしれない。真横からのクロスがないと川又の威力は半減する気もするし。
 
 でもさあ、その問題はすぐ解決するよ。
 というか、こんなわかりきった打開策を使わないことに小倉監督の深謀遠慮を感じてしまう。最終節でいきなり川又を先発させて湘南を恐慌に陥れるとか、そういうのは勘弁してほしい。
 
 いやーマジ怖いんですけど。
 
【今日の寂寥感】
 試合前にJリーグ通算300試合出場で藤田征也が家族から花束をもらっていたのだけど、それを見て、急速に物足りなさを感じた。前キャプテンならば、後ろでニヤニヤ顔を披露してくれたのだよね。
 永木がステップアップするのは当然だと思っていたし、鹿島のユニを着ているのを見ても特に感じるものはなかったのだけど、あの試合前のニヤニヤ顔を見られないのかと思ったら、寂しくなった。
 なお、高山薫さんはニヤニヤしなくてよいです。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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