べ、別にウノゼロマスターを目指しているわけじゃないんだからね!湘南は!
磐田にはシュート4本だがセットプレー一発で逃げ切り、柏には2点目を取りに行ってひっくり返されて追いつかれた。2試合続けて1対0で勝つのかと思ったが、そうはいかなかった。
(2016年6月18日 湘南ベルマーレ1-0ジュビロ磐田 ShonanBMWスタジアム平塚)
(2016年6月25日 柏レイソル1-1湘南ベルマーレ 日立柏サッカー場)
【磐田戦】
ジュビロの復調&昇格については、要所に優良外国人選手を配置したことによるインフレ・スパイラルではないかと思っていたのだけど、その認識は間違っていたようだ。
GKカミンスキー、FWジェイの2人を欠いたこのゲームで、磐田の選手たちは粘り強い守備と球際の強さを見せた。2013年頃の磐田に欠けていたものを植え付けた名波の手腕を評価しないと。それさえ戻れば、もとより技術のある選手を集められる資金力もあるしね。
その象徴的な存在が小林祐希。ボールキープ力を見せていたし、それ以上に自信に溢れていた。ただし、チームの中での役割は「それでいいのか」と思いながら見ていた。
ジェイがいなくてアダイウトンを1トップに起用したわけだが、真ん中に陣取ってボールを収めたりするわけではないから左右に流れていく。で空いた中央に小林は飛び込まない。トップ下もしくは2トップの相方としてそれは如何なものか。常にファーサイドか引いた位置にいる。
ま、湘南にとってはありがたかったけど。
湘南に関しては、DFの島村毅が途中で脚を攣ったかして交代を余儀なくされたため、前線の大槻周平は押されっぱなしのゲーム展開の中で、あまりにも守備に奔走していたので途中からヘロヘロだったのだけど、最後までチェイシングをしていて素晴らしかった。素晴らしかったのだけど、あと一歩感が強い。アーリアが前線で突破した時のバックステップにはガッカリした。ちょっと、攻撃時に予測が足りないと感じさせることがあるよね。
【柏戦】
この日の柏は、伊藤純也を右ウイングに置いてアイソレーションをさせていたが不発。先日のガンバに比べれば「ボールを持ってからヨーイドン」という感じで、対応はしやすかった印象。
布陣は4-2-1-3のように見えたが、3トップがそれぞれ孤立した印象。1トップのディエゴ・オリベイラが湘南CBアンドレ・バイアにほぼ完封されていたし、伊東のアイソも不発。左ウイングの武富孝介はタッチライン際で待機しているシーンが多かったが、2トップ的に振る舞ってもいいんじゃないかなと思った。
トップ下の中川寛斗は存在感があった。前半はDFラインの裏への飛び出しを何度も見せ、後半はDFラインの前のスペースでボールを受けてドリブルで前進していた。
湘南は2試合続けてDFの選手が途中で脚を攣って交代枠を使うことになった。最後は島村をCBに入れて4-4-2のような布陣にして万全かと思われたが、カウンターで最後の最後に失点。
もちろん、攻撃に人数をかけすぎているとか、「シュートが決まらなくてもいいから、(次善の策として)ゲームを切りなさいよ」とか言うこともできる。でもまあ、2点目を取りに行くのは「クラブ是」でもあるから。。。。
ただ、坪井さんが守り方を間違えたような気もする。4バックの右SBだったので、中央の人数が揃っているのならばサイドを放置すべきでなかったんじゃないかな。まあ、「中央の人数が揃って」いたのかどうかが、判断の難しい局面ではあったのだけど。
【日立台アウェイ指定席の感想メモ】
今回は主筆殿との観戦だったので、アウェイ指定席に初めて行った。しかしこの席、意外と見づらい。ピッチとスタンドの距離が近すぎるし、角度もさほどないので、ホーム側ピッチのメインスタンド寄りのエリアが見えづらい(前のめりになれば見えるけど、そうすると後ろの人の視界を阻害する)。なのでピッチ全体の8分の1くらいは見えなかった。立ち見になるけど、ゴール裏の方が見やすい。
ちなみに7列と8列の間に通路があるので、座席を選べるときは覚えておくと便利。
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