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2016年8月20日 (土)

ジネイは救世主になれそうだけど、いつ?

 移籍後初先発のジネイは、湘南に欠けていた部分を綺麗に埋められる選手だ。彼がフィットすれば成績が上向くことは請け合いだが、J1残留に向けて、それが間に合うのかが焦点だ。
(2016年8月13日 湘南ベルマーレ1-2サンフレッチェ広島 ShonanBMWスタジアム平塚)
 
 柏戦を一緒に観戦した本誌主筆・荒木からも「前線でボールを収められるFWを獲ればいいじゃん」と宣告されていたのだが、まったくもってその通りだった。
 まあ、2015年シーズンもウェリントンの後釜を模索していて、ポルトガル人FWギマさんの獲得が決まっていたのだが、メディカルチェックでお流れになったという経緯もある。
 その同時期に鹿島がジネイの獲得を決めて、同じようにメディカルチェックで引っかかっていたのだが、内心「さすがに鹿島が獲ってくる選手の方が格上感があるなあ」と思っていたので、そのジネイが湘南にくるというのは良い巡り合わせともいえる。
 
 そのジネイは、前線でボールが収まるし、ポストプレイも上手だし、ハイボールで勝てるし、自分でシュートを撃つシーンもあるし、プレッシングにも参加してくれる。湘南が求めていたタイプの選手である。間違いなく戦力の上積みになっている。1年半にわたって湘南では見られなかったプレーで「やっぱこういう選手が必要だったんだなあ」と痛感させられた。
 
 ただし、まだ違和感はある。ジネイが競り勝てるのに周囲の選手が予測していなかったり、ジネイは受けたいのに裏へパスを出したりというシーンが見られた。これについては端戸などもコメントしていたから改善点なのだろう。
 そもそも、ボールを奪って速攻! という場面で最前線のジネイが走り出さずにボールを受けられる所へ下がってくるのが、ここ1年半の観戦履歴からすると異様に違和感がある。いや、ウェリントンも同じように動いていたと思うので、それでよいのだと思うけど。見る側も慣れる必要がある。
 
 もう一つ。この日のジネイは、ゴールシーンを筆頭に168cmの清水航平を狙い撃ちにしていた節もあるので、そこは割り引く必要があるかもしれない。
 次節の鹿島戦では昌子、植田という2CBと対峙することになるので、あそこまで勝てないと考えるべきだろう。
 
 とかいっても猶予はあまりない。なにしろリーグ戦は残り9試合だ。
 思えば来日当初のウェリントンも、あまり勝点、結果には繋がっていなかった。ガッチリとフィットしたのは2014年になってからだった。
 まあ、ウェリントンに関しては最初はストライカー的な役割をさせようとしていたようにも見えたので、今のジネイほどタスクがはっきりしていなかった。そこにアドバンテージがあるし、期待の根拠もある。
 
【試合の感想】
 ミキッチのハンドについては触れたくない。笛が吹かれなかったのは妥当だけど、それは「あのプレーでは吹かれない」ということではなくて、三上主審の位置取りに問題があるから「吹けないだろう」ということでしかない。彼が副審のいる側に向かって行ったので、ウィークサイドを見る人がいなくなっていたから。
 それはともかく、塩谷、水本、佐々木を欠き、浅野が移籍していった広島に勝てなかったのはつらい。
 なによりこの日はアンデルソン・ロペス君の試用期間感が満載だった。シャドウなのに下がってボールを受けたがり、そこからのドリブル突破をしたくてたまらないフェフージン感の漂う選手だった(去年神戸にいたボランチね)。柴崎晃誠も下がって受ける系の選手なので、ワントップのウタカが孤立し続けた。ウタカが下がった時には代わりにロペス君が上がっていくという約束だけは守っていたようだけど。
 で、その孤立したウタカがターン一発でバイアさんをかわしてゴールを決めてしまうのだから参ってしまう。
 それはともかく、このロペス君が80分過ぎまで引っ張られて、クローザーの役割しか与えられない皆川君は湘南に来ればよいのに!

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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