杉岡頼みのクソサッカーになってきた
クソは言い過ぎだ。ごめんなさい。使えるものは親でも使えばよいので、使える杉岡を使って何が悪い。でも、依存度が高すぎるのは間違いないわけで。
(2017年5月27日 湘南ベルマーレ0-1モンテディオ山形 ShonanBMWスタジアム平塚)
(2017年6月17日 湘南ベルマーレ1-0京都サンガF.C. ShonanBMWスタジアム平塚)
山形戦、長崎戦(行っていない)、徳島戦(行っていない)、京都戦、天皇杯・国士舘大学戦(映像も見ていない)、と続いた5試合480分で3勝1敗1分。4得点2失点。
この期間中に杉岡大暉は340分に出場して1ゴール・2アシスト。高卒ルーキーDFとは思えない。
4月にはジネイ頼みのなんとかサッカーなの?と言ったが、要するに、何人かの特定選手への依存度が高いのだ。そしてその数人の中に杉岡が数えられる。
4月に述べた「誰か1人が爆発的なスピードで飛び出すというパーツが欠けているのが厳しい(強いて言うと3バック左の杉岡大暉が一番瞬発力を感じさせる)」が顕在化しているわけで、ツライ。
高山は不在、藤田征也の復調が遅れるという状況にありながらシキーニョを手放したし、選手の起用法の絞り込みが進んでいる印象だ。
石原広教はスモールスペースでの突破に期待するというよりはオープンスペースへの走り出しでの貢献を求めているように見えるし(京都戦での左WB石原→杉岡)、山根視来はサイドに据えるよりもDFラインからドリブルを始動するのが効果的、という(今季の)結論が固まりつつあるようだ。いや、山根に関していうと、山形戦での阪野、京都戦での大黒とのマッチアップを見ると、CBから外すのは勿体ない感じになってもいる。
絞り込みは他のポジションにもあって、齊藤未月の3ボランチ起用にも疑問符が付き始めている印象を受ける。特に、山形戦で汰木に当たり負けして即座に2シャドウの菊地とのポジションチェンジしたのが印象的だ(そしてハーフタイムに交代)。
安東もまだ信頼感がイマイチだし、菊地俊介も謎の離脱だし、3ボランチをやめた京都戦での秋野の躍動を見ると、アンカー秋野はむしろ有害にも思えるし、2ボランチに落ち着くのかどうか、注目ポイントだ。
でもまあ、チョウ監督は選手起用を固定しないのが持ち味(?)なので、このまま選手起用が収束するのは面白くない。それほど優れた内容・成績ってわけでもないのだし。
その意味で、いまは夏の補強が注目ですね。
【最近のスタグル】
京都戦は厚木市民デーで、厚木観光漁業協同組合「アユの塩焼」500円を食べた。
炭火の威力もあるけど、焼いているオッサン達の腕もあるのだろう(鮎祭りはもちろん、普段も鮎のつかみ取りの脇で焼いていたりするから)。マジうまい。「苦みが~」とか一切言わせない絶品の焼き方であった。
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