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2019年2月25日 (月)

強くなったと感じる開幕戦。札幌の事情もあるが

 4か月前の対戦時とメンバーの多くが同じでありながら結果はドローから完勝(と言わせて)へと大きく変わった。湘南が2019年にやりたいことを見せた一方で、札幌は試行錯誤の最中という印象。
(2019年2月23日 湘南ベルマーレ2-0北海道コンサドーレ札幌 ShonanBMWスタジアム平塚)

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 試合終了直後の大雑把な感想としては「2014年っぽい勝ち方だった」。

 その心は、球際の争いで優位に立ち、切れ味の鋭いカウンターを発動させた、ということだ。
 まあ勝ちゲーム直後の興奮状態での感想なので過大評価な面もあるのだが、そう感じさせたことに意義がある。
 
 実情はといえば、試合開始から15~20分ぐらいは、時間の流れがやけに遅いなと思っていた。
 コンサドーレは4か月前と変わらずフィジカル面の優位を基盤にしており、特にジェイは脅威なので、最初から圧倒するというわけにはいかない。
 しかし、徐々にカウンターを繰り出せるようになり、後半には球際での優位を感じるようになった。
 
 球際とカウンターというキーワードで語ると、J2を圧倒した2014年と似たような印象になる。戦術以前のところで優位という意味で。まあ、さすがにJ1なので「圧倒」とまではいかないのだけど。
 ただ、ボランチに松田天馬を起用してフィジカル・ゲームに勝ってしまうというのは驚き。チャナティップをケアしつつ反撃の狼煙を上げるミドルシュートも蹴ったし、よい出来だった。
 ついでにいうと、ボランチの相方は齊藤未月だし、2シャドウの一角には中川寛斗を起用している。3人の平均身長は161.7cmだ。大型化によるフィジカル面の底上げに対するアンチテーゼで面白い。
 サイズはともかく、湘南は速いテンポの短いパス交換が目立った。そこからの前線への飛び出しは鋭かった。過去数年間やろうとしてやれなかったことが出来たという印象。そのキーマンが松田天馬だった。
 
 というわけで恵比須顔で帰宅したのだが、札幌の事情もあるよね。
 
 4か月前と比べて先発メンバーは9人が同じだったが、2人の入れ替えは札幌の戦術を縛っていた。
 まず、都倉が去ってアンデルソン・ロペスになったのだが、これは大きかった。「湘南相手に地上戦なんかしない」と放り込む策がとれなかった(前回はこれが有効だった)。1トップのジェイだけがターゲットだったので、湘南DF坂圭祐にとって対応しやすかっただろう。
 もう1人の交代、駒井から早坂への変更もキツイ。3-4-2-1どうしの対戦なので、サイドのアイソレーション1対1で勝負を仕掛けられる駒井の存在は大きい。早坂はそういうタイプでないうえに、前半38分のように、湘南の左サイドにスペースが生じて走り込んだ早坂(あの動きは素晴らしかった)にパスを出さずに謎のドリブルを始めてしまうアンロペさん。
 
 それ以上に、この時期の札幌はホームに帰れない遠征暮らしなので、コンディション勝負は分が悪いですよね。
 そこで「球際で優位だった」と浮かれすぎるのは考え物だ。ちょっと割り引いて考えないといけない。
 
 でもまあ、武富の「らしいゴール」2発で勝ったのは楽しかった。ゴールが決まった時に流れる「フレーフレーわたし」は、スタジアムの空気間を違和感で満たす素晴らしい選曲っぽいけど、よく聞き取れなかったのでもう1回聞かせてほしい。
 なんなら「ゴール決まった時の曲」史上ナンバー1にします(現王者は大塚愛「さくらんぼ」選曲:永里源基)。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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