レッズ相手に強豪みたいな試合じゃね?
開始早々にポカで1点失ったが、その後は守る相手を叩き続け、後半ATにPKをもぎ取って同点に追いついた。…こう書くと強豪チームの試合レポみたいだ。
(2019年9月1日 湘南ベルマーレ1-1浦和レッズ ShonanBMWスタジアム平塚)
試合を通じてシュート数が9対5、CK数が8対2というスタッツであり、押し込んでいたといって間違いはないだろう。
https://www.jleague.jp/match/j1/2019/090110/live/
ポゼッション率が48%だとか、本当の意味での決定機は野田のヘディングぐらいしかなかったとか、被カウンターで武藤に決められていたら終わっていたとか、「押し込んだと言えるのか?」と考えられる理由はある。
だけど本当に弱いと、負け試合で攻めようとしてもモタモタしてシュートまで行けず、あっさりカウンターを食らって追加点を奪われるものだ。俺たちはそういうことはよく知っているんだよwww
それを思えば、力をつけているのだとは感じられるゲームだった。
ただし失点シーンは「ポカ」と言いたくなる。
確かに興梠のワンタッチは見事だったし、その前の興梠と長澤のクロスする動きも素晴らしかった。問題は武藤にフリーで持たれてクロスを蹴られたところ。
普通であれば右WBがいて対応するところだが、直前に右WB岡本拓也がゴールライン付近まで進出した直後であり、3バック右の山根視来が管理すべきエリアだった。しかし山根は相手のボール前進を見てピッチ中央付近にまで動いており、背後の武藤にボールが入ってから寄せに行き、間に合わずにクロスを蹴られた。
ボールに、ボールサイドに人数をかけるのが湘南の守備の特徴ではある。しかし、スペース管理という概念がないわけではない。中央付近の人数が足りなかったわけでもなかった(同数だった)ので、中央を埋めることの優先度はそこまで高くなかった。フリーの武藤を捨てるほどには。
【この日の疑問点】
交代で退く興梠がバックスタンド寄りの位置にいたのにメインスタンド側中央にまで行ってピッチから去った。
8月からの新ルールでは「競技者は境界線の最も近い地点から出なければならない」と定められている。「ハーフウェーラインのところから直接すみやかに」出ることを主審が認めた場合には例外が認められる(そうでんければイエローカード)し、実際、興梠が退くときにも審判団がメイン側のハーフウェーラインに向かうことを認める仕草をしていた。
問題は、なぜあの場面で例外が認められたかだ。キャプテンマークを引き継ぐという程度のことが理由として認められるのだろうか?
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