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2021年9月26日 (日)

大橋祐紀のブザービートで山口智監督に初の勝点1

 後半ATのラストプレーで追いついて勝点1。新監督が2連敗スタートでは苦しいので、まずはよかった。
(2021年9月18日 湘南ベルマーレ1-1アビスパ福岡 レモンガススタジアム平塚)

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 湘南の布陣は、タリクと町野の2トップ。平岡大陽を突然抜擢して山田直輝をベンチに。ウェリントン、大橋、山田という3人を控えに置いた後半勝負感。
 5月のアウェイゲームでは、後半からフアンマ、ジョルディ・クルークスを投入して一気にペースを変えたアビスパに対して押し返せずに逆転負けを喫したが、そうはさせない布陣。まあ、前節の大分戦でウェリントン&山田が退いた後に攻撃の焦点がボケた印象もあったので、その修正という意味合いのほうが強いのだろうけど。
 
 とはいえ「前半は無失点で」というゲームプランでもない。
 山口新監督のカラーが出ていたのはスルーパスの多さ。もっといえば、ボール保持のウェートを下げて「前へ、前へ」という色を出していた。大分戦も同じ意図だったのかもしれないが、ウェリントンがいると「いったん前線に当てる」感じになるので保持のための手段にも見えた。
 2トップをタリク&町野の組合せにしたのは意外だった。機動力勝負であれば大橋をスタートで使って町野&ウェリントンにチェンジすれば町野のロングスローも生きてくるので。しかし、町野のロングスローは麻薬的な副作用もあるので使う場面を控えたいのかもしれない。
 その辺の意図は不明だが、町野の先発起用は悪くなかった。ウェリとは違う形でのポストワークもあったし、速攻重視のプランも彼に合っているのかもしれない。
 同じことは平岡にもいえる。試合後のサイトでの馬入日記で
「僕はちょこちょこ上手ぶったプレーをするよりもダイナミックな動きとか、アグレッシブな切り替えの部分とかを出したほうがいい」
https://www.bellmare.co.jp/269490
と振り返っていたが、まさにそういうプレーを実践していて、リトルヤーマンだった。まあ山田直輝のほうが適応できるゲームプランの幅が広いのだろうけど。
 
 ただしPKで先制を許す。
 ああいう失点の仕方は今季の悪癖だが、簡単には改善できないだろうな。
 もちろん、福岡の今季の躍進は攻められていても「ここぞ」という攻勢を作れるところにあるのだろう。この日も、手数と人数をさほどかけずに効果的なカウンターを見せていたし。
 
 ビハインドになったものの、湘南の戦い方には納得感があり、選手交代は理にかなっていた。
 特に、最後の交代で平岡に替えられた三幸秀稔。3バックの前で最終ラインからのボールを引き取るのだが、ボール回しのテンポを遅くしていて速攻重視の前半の戦い方にはまったくフィットしないだろう。しかし、押せ押せのパワープレーにあって、テンポよりも精度が重要な局面における適材であった。最後のゴールは三幸からのロングパスに大橋が合わせたものだ。
 
【雨男は誰だ】
 前記事では浮嶋前監督雨男説を書いたが、監督交代後の初のホームゲームはその信憑性を試すものだった。
 接近しつつある台風による豪雨を覚悟していたのだが、キックオフと同時に雨がやみ、大橋のゴールとともに再び豪雨となった。予想外の結果であり、雨男がいるのかいないのかもわからない。
 この日は「ヒサと共に。2021」だった。この日の雨を追いやったのは久光重貴なのだろう。改めて、R.I.P.

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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