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2021年11月 6日 (土)

今年初の逆転劇とハリセンの感想

 サポーターが今年初めて見る逆転勝利である(埼スタ浦和戦はアウェイ客不可だった)。監督交代後の初勝利でもあるし、5か月ぶりのホームでのリーグ戦勝利である。
(2021年10月23日 湘南ベルマーレ2-1横浜FC レモンガススタジアム平塚)

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 ウェリントンとタリクを2トップとして先発させた以上、押し込んで先制したかった。押し込むことはできていたが、ゴールに結びついていない。ここ数試合と同じだ。
 横浜FCの普段の試合は知らないが、サウロ・ミネイロ、ジャーメイン良、松尾佑介を3トップとした5-2-3は、彼らの能力を生かそうとする形ではあり、守って少人数でカウンターというのは合理的に見える。なかでもサウロ・ミネイロは強さと走力があって適任。松尾のスピードは言わずもがな。彼ら3人が孤立した攻撃ばかりで可能性が高くないという見方もできるが、それは織り込み済みに見えた。
 実際に松尾のスピーディなプレスからのボール奪取で先制したわけで(63分)、そこまではゲームプラン通りだっただろう。その後で湘南に追いつかれたのは誤算とまでは言えないはず。そんなことで錯乱しては下位チームは務まらない。ただ、追いつかれた後の最後の交代が右ウイング(シャドウ?)のジャーメインに替えてボランチが本職のアルトゥール・シルバというのは謎だし、ベンチが錯乱したのかと思った。勝つしかない立場なのにFWの渡邉千真や前線で嫌らしい仕事のできる松浦拓弥をベンチに残したのはよくわからない。
 
 湘南は相手の5-2-3の「2」の脇を使おうとしていた。松尾やジャーメインが下がって埋めるので、それが相手3トップの孤立の遠因ではある。彼らの消耗に伴って「2」の脇が使いやすくなるわけで、そういう意味では横浜FCの交代策も一理あるのだけど。
 そんなわけで山田直輝のアーリークロスからウェリントンが落として大橋の同点シュートというのは、机上の理論では合理的な帰結だ。理にかなっているからって実現しないというのはよくわかっていますけど。
 89分の2点目については、何も言えない。こういうシュートが決まる時ってありますよね。良い状態だから決まるのか、こういうシュートが決まると良い流れになるのか、そこはよくわからないが。
 
 湘南にとっては、シーズン終盤の大一番に高卒ルーキーの平岡大陽がキャリア初の90分出場を果たすというのが大きい。若い選手を主力に育ててチームの中心選手に仕上げるのもタスクなので。まあ、田中聡もフル出場で、畑大雅も75分出場だったけど、彼らはシーズン当初から主力の立場だから。
 
 それにしても、年に1度は逆転勝利を見届けてチームに反発力があることを証明してほしい。けど、それ以外では先制してそのまま勝てばよいので、今年の残り試合は先制逃げ切りでお願いしやす。
 
【ハリセンは軍縮の対象かなあ】
 この日はメルディア謹製ハリセンが来場者にプレゼントされ、スタジアムのムードを高めていた。
 特に同点ゴールの後のイケイケムードの時間帯には7ゲートでも皆が叩いて後押しをしていた(コルリも難しいことを求めず、単調さを嫌うよりも勢いを重視していてファインプレーだと思った)。
 ホーム感が出るし、威力は間違いないのだけど、ちょっと後ろめたさもあるし、警戒感もある。
 2年前の馬車道法律事務所謹製メガホンには何の躊躇もなく大賛成なのだ。あれは声援に指向性を与えるだけで声量自体は変わっていないから。ハリセンは音量という面でドーピング気味なので、ちょっと反則のような気もする(手拍子原理主義ってつもりはないのだけど)。それに、エスカレートして、先割れメガホンの復権につながることを警戒している。あれを後ろの席でガンガン叩く人々がようやく駆逐されつつあるのに、ああいうのが蘇生するのは勘弁してほしい。
 なので、コロナ禍の声援禁止が終わったらハリセン兵器は封印してほしい。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
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