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2021年11月 8日 (月)

JFKの亡霊に勝ちたかった(か?)

 19分に柴﨑晃誠がレッドカードで退場し、残り時間は11対10のゲームとなった。必ずしも簡単なシチュエーションではない。湘南だって前半で退場者を出しながら名古屋相手にドローに逃げ込めたのだから(第8節)。
(2021年11月7日 湘南ベルマーレ0-0サンフレッチェ広島 レモンガススタジアム平塚)

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 3-4-2-1でスタートした広島は、右シャドウの柴﨑を失った後も布陣を変更しなかった。柴崎のところはそのままエンプティだった。
 トップのジュニオール・サントスと左シャドウのエゼキエウのプレーエリアを変えたくなかったのかもしれない。あるいは、右WBの柏好文が突破するためのスペースと考えていたのだろうか。
 守備時も柴﨑のエリアはほぼ放置されていた。1トップのチェイシングはたまに試みられていたが、右シャドウがいなままなのでほぼ無力だった。湘南のDFラインはほぼ唯一の脅威であったジュニオール・サントスを守備で走らせようとしている気配もあったが、途中から彼は守備はあまりしなくなった。まあそれが普通ですよね。
 
 湘南はリスクを最小限にしようとしていた。最大のリスクは2人のブラジル人のカウンターで、たまにヒヤッとしたが抑え込むことに成功した(彼らに交代した浅野雄也とハイネルは、脅威度では少し下がる印象)。
 相手にカウンターの機会を与えないためであろう、ミドルシュートはほぼ撃たなかった。目前に相手がいない3バック左の山本脩斗や茨田陽生あたりは撃ってもよかったようにも思うが、リスク回避策だろう。
 
 広島は75分には3DFの一角である塩谷司に替えて今津佑太を投入。
 ちょっと意外な交代策だったが、プレーを見て理解した。彼は対ウェリントン用決戦兵器だった。塩谷がそれほど弱いとは思わないが、今津はペナルティエリア内半径50cm無敵、という雰囲気だ(かつての田原豊の形容詞を援用)。
 さらに86分には柏に替えて藤井智也を投入。畑大雅との走り合い要員かね。
 
 この交代策には、退任した城福氏の気配が濃厚に漂っている。広島ベンチにはJFKの亡霊がいたんじゃないの?
 もし11人対11人のゲームで広島が1点リードしていたら、前線の選手に替えて今津を投入して6バックにしたんじゃないの?
 いまでも鮮烈に覚えている。甲府時代の城福氏が6バックで逃げ切ったゲームを。
 いつかあれを打破してほしいと思っていたのだけど、残留争いの渦中で勝点を取るのが最優先なので、ドロー(うまくいけば勝ち)でオッケーです。
 
【この日もハリセン】
「One Bellmareスペシャルフラッグ」 とハリセンが各自に配備された。ハリセン兵器禁止条約が発効するまでは使えばいいさ! 

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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