ポンチョ選手が大活躍してFC東京に快勝
豪雨の中、リーグ戦では7年ぶり、ホームゲームでは9年ぶりにFC東京に勝った。9年前の勝ちは楽しかったけど、7年前の試合には行っていなかったので、平塚で勝つのは私のような者にとっても初体験でした。
(2022年6月18日 湘南ベルマーレ2-0FC東京 レモンガススタジアム平塚)
勝ったとはいえ反省点もある。自分の言動について…。
おちゃらけたことを公言するのはよくないですね。
ポンチョが届いたので雨が降っても観戦できるね! #異常者の思考 #屋根付き専スタ早う #bellmare pic.twitter.com/XDqGcKwHuw
— 三鷹牛蔵 (@mitaka_u) June 4, 2022
このツイートをした後は2戦連続でポンチョ使用です。それどころか、このFC東京戦はポンチョの袖口から水が滴り落ちるほどの大雨でした。映像で見ても雨粒が見えますね。
ゲームについては、池田昌生のブンデスリーガロゴシュート、大岩のスクリーンで抜け出した町野が杉岡のCKに合わせた2点目、といずれもビューティフルでした(杉岡は直接FKでゴール左隅を狙ったシーンもよかった)。
とはいえ、FC東京側の都合のほうが試合結果への影響力があったようにも思う。
FC東京は4-1-2-3の布陣。ディエゴ・オリベイラをトップに置いて、左WGにアダイウトン、右WGに永井謙佑という強力な顔ぶれ。
ただし、ディエゴ・オリベイラを中央に置くのは本人としては窮屈なのだろう。DFを背負ってボールを受けて展開するプレーを遂行していたが、たぶん本人は不本意。リードを奪われてからはサイドに流れてウイングのように振る舞うシーンも出てきたが、ああいうのが好きですよね。柏時代にネルシーニョによって中央に固定させられて、アンドレ・バイアに完封されていた印象が私には根強い。
それ以上に問題だったのはたぶん中盤の3枚。そこまで明確にダメとは思わなかったけど、パワー・迫力を欠くのかな。途中から渡邊凌磨は前線に顔を出すようになった印象だけど、チームとして有機的な動きだったのかは不明。
あとまあ、私からすると「左で崩して右で仕留める」狙いに来ていたのは助かった、と思っていた。
湘南の布陣を見ると、右IH池田の守備動作が怪しくて、そこを起点に湘南の選手をズラすという意図は理解できる。アダイウトンの突破&クロスは有力な武器なのだし。
しかし、湘南右WB石原広教と3バック右の舘幸希は地上戦最強のアジリティペアなので、アダイウトンをほぼ封じることに成功していた。一番のピンチは右からのクロスにアダイウトンが飛び込んで石原の上からヘディングしたシーン。地上戦最強コンビの弱点は空中戦なので、そこには終始ビクつきながら見ていた(誇張です)。
余談だけど、山口監督が舘を中央で起用しようとするのはそれがあるのだと思う。もっと言えば、空中戦に弱点を抱える選手を3バックには起用したくないのだろう。
もちろん、雨でボールコントロールが難しいゲームなので、湘南の守備の寄せが効いたという面もあると思う。
ただ、それは相手にとっても同じなので、湘南の選手たちのボールコントロール力が向上していることを逆説的に証明しているとも思う(大昔に、大雨のゲームでアジエル以外はボールをキープできずに敗れた広島戦の記憶)。
【この日のスタグル】
小田原牧場アイス工房の足柄茶(プラスで小アーモンド)、ゴマ(プラスで小ピスタチオ)。
写真を見てもわかるように試合前は雨は降っていなかった。
試合直後には「ホームは屋根付きスタジアムなのに、アウェイで屋根なしスタジアムで試合中だけ強雨になった挙句に負けて帰路につくFC東京サポーターにとても同情する」などと呟いたけど、蝗の皆さんにとっては試合前も本番なので、そっちの本番が雨じゃなかったのだから辛さも半減ですね。
というか、彼らにとっては豪雨に降られながらのゲームなんて年に1回あるかないかで、ある種の思い出にもなるのだ。そう考えると同情なんか必要なかった。こちとら、年がら年中雨に降られているんだぜ(誇張)。
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