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2022年8月16日 (火)

対ミシャ戦術は採用せずに当たって砕けた

 5失点の大敗にそぐわないが「しゃあない」というのが結論。もう少し失点は減らせただろうとは思うし、そうすべきだとも思うけど、現体制はそういう考え方をしていないのだし。
(2022年8月7日 湘南ベルマーレ1-5北海道コンサドーレ札幌 レモンガススタジアム平塚)

 
 前回対戦ではあまり感じなかったが、今回はペトロビッチ監督が好きなチームになってきたと感じた。野々村社長、四方田HCがそばにいてストップをかけていたのかどうかは知らないが、2人が去ったことが表面化してきたのかな。
 現象としては前線が5トップ気味になり、最終ラインからのロングボールが飛んでくる。福森晃斗がベンチスタートだったので半信半疑だったが、代わりに3バック左だった高嶺朋樹からの配球が目立った。
 
 このやり方に対峙するならば、前線から最終ラインにプレッシャーをかけるか、引いて守って跳ね返すかの2択であるが、後者は選択されなかった。跳ね返しを意図した編成になっていないし、低い位置からのビルドアップはさほど得意でもないので(札幌も前線からのプレッシャーを見せていた)。
 なので相手最終ラインにプレッシャーをかけたいのだが、うまくハマらなかった。
 それも当然で、浮嶋監督の就任から相手最終ラインへのプレッシングは戦い方の中心ではない。最前線の2トップが相手ボランチのラインをスタート位置にすることでコンパクトさを作っている。相手最終ラインにプレッシャーをかけるのは常態ではなく、局面によって敢行するというものだ。
 
 その意味もあって、この日の札幌のやり方は泣き所ではある。
 湘南の2トップが相手最終ラインに向かうとすると、2列目の2人はサイドに出されたボールにアプローチしてよいのか悩ましい。相手2ボランチをアンカーの米本に任せてよいのかどうか。普段あまりやっていないことなので迷いが出る。
 もっとも、相手最終ラインにプレッシングに行く戦い方を実装しようと試みている気配は感じる。前節の磐田戦は、町野がスイッチ役となってプレッシングに行っていた。そのときは「別にそこプレスに行く必要ないのでは?」と思っていたが、2試合続けて見るとあれは意図的なのかなと感じる。戦い方が1つでは対処されるのだし。
 
 でも不器用な感じだ。
 早々に町野が負傷交代して大橋に替わったので所期の狙いはわからないのだが、それにしても、もう1人の2トップ・阿部浩之の動きが不可解だった。
 スタートポジションが「町野の斜め後ろ」で、パスが出されるとそこからアプローチに行く。が、距離が遠いので遅れるし、逆を取られることになる。阿部がプレスに行くべきエリアと、後ろにいる瀬川の担当エリアの分担が不明瞭な印象だった。瀬川が後ろにいるのだから下がった位置にいる意味はあまりなく、町野と同じ高さから始めればよいのにと思った。
 
 飲水タイムでもハーフタイムでもあまり変化がなかったが、山口監督はあまり事細かに修正の指示をしたくないように見える(コメントを見ると選手たちが自分で気づいて修正することを求めているみたいだし)。
 もしそうだとすると、「たまに大敗する」のは成長過程の不可避な現象ということになる。確かにそう理解すればいろいろと筋は通る。監督も成長過程ということであってほしいが。
 
【この日のスタグル】
 小田原牧場アイス工房の「湘南ベルマーレカラーかき氷ミルクアイスのせ」500円。湿度も高く、かき氷日和でした。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
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