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2022年9月10日 (土)

会社帰りの新横浜でヘロヘロ(完敗だし)

 試合が始まると豪雨になり、その影響の(?)機材故障により「オンフィールドレビューができないVAR」でのゲームとなった。まあゴールシーンはすべて反対サイドの出来事だったし焦点が存在したのかどうかも不明なのだが。
(2022年9月7日 横浜Fマリノス3-0湘南ベルマーレ 日産スタジアム)

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 完敗であるのだが、今季の湘南っぽい完敗である。
 ここ数試合のマリノスの苦戦は、相手のハイプレスによるものだといわれている。見ていないのでこういう書き方をするが、納得感はある。マリノスの相対的な弱点を突くのはハイプレスなのだろう。
 しかしいまの湘南はハイプレスを得意としてはいない。夏以降試している感じはあるが、この試合では試そうとしている気配も感じなかった。私は「ハイプレスをするつもりなら平岡をベンチ外にするはずがない」という先入観を持っているけど、相対的な力関係によって見えなくなっていただけという可能性もある。
 かといって、オールコートマンツーマンみたいにして守備に徹することもなかった(当たり前。そんなことをするならハイプレスの方がマシ)。
 いつものように戦い、ハマれば川崎にも勝てるが、噛み合わなければ札幌にも大敗する。相手に合わせてやり方を変えることを好まない山口監督らしさが出ていた(もしくはそれだけの柔軟性がチームにまだないと考えているのかもしれない)。
 
 なのでマリノスの良さが存分に出たゲームだった。
 前半は谷のビッグセーブあり、舘のエキセントリックなクリアあり、マリノスのミスありで無失点で凌いだが「このままでは時間の問題」であることは明らかだった。
 ハーフタイムに湘南は池田昌生→茨田陽生の交代をし、布陣も3-4-3に変えたように見えたのだが、よくわからない。最初のブラフで3トップに見せただけで、いつもの3-1-4-2に戻ったようにも見えた(押し込まれた結果としてそう見えたのかもしれない)。
 舘のボールコントロールが大きくなったところで奪われて失点したが、最終ラインは終始プレッシャーを受けていたし、怪しいトラップ、パスはほかにいくつもあった。
 なので失点から間もない61分に、いつもより早くウェリントン(と阿部浩之)を投入したのは理にかなっている。それまでは無理やりのロングボールでカウンターを狙おうとしてボールを回収されていたので、ウェリントンで前線に溜めを作りたいという意図はわかるし、ある程度はそれが実現できていた。
 しかし前半からの負荷がダメージとなっていたのか、デュエルでの劣勢が顕著になってきた。特に目立っていたのは中野嘉大でそこは畑大雅に交代したが、全体的に苦しくなっていたのだろう。というわけでそこからさらに2失点。
 
【久々の平日アウェイ】
 退勤後のアウェイ参戦はずいぶん久しぶり。よく考えたら埼スタの山根のブザービート以来だ。翌日出勤したのはその年の等々力以来か。
 靴を守りたくて屋根の下にいたけど、それでもヘトヘト。90分立っていた自分を褒める(自分に甘い)。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
  • 三鷹牛蔵
    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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