ホーム最終戦で鳥栖に快勝(快勝すぎ)
前半で早々に2点リードし、どういう顔して見ていればいいのか迷った。「だ…駄目だ まだ笑うな…」というか、ついこの前のJ2で栃木がお茶事件をやっていたのも記憶に新しいし。
(2022年10月29日 湘南ベルマーレ3-0サガン鳥栖 レモンガススタジアム平塚)
湘南がJ1リーグ戦で試合前半に複数ゴールを挙げたのは今シーズン33試合目にして初めてだ。
その前はというと…
2021/08/25 セレッソ戦@ヨドコウ(前半3-0から結果5-1)
2020/10/25 鳥栖戦@駅前スタ(前半2-1で結果2-2)
2020/09/09 大分戦@昭和電工ドーム(前半2ー0から結果2-2)
2019/03/31 清水戦@アイスタ(前半2-1から結果3-1)
2018/12/01 名古屋戦@瑞穂(前半2ー0から結果2-2)←参戦
2018/07/22 神戸戦@ノエビア(前半2ー0から結果3-0)
2018/04/21 マリノス戦@日産(前半4-3から結果4-4)←参戦
2016/11/03 名古屋戦@瑞穂(前半2-0から結果3-1)
2016/03/05 川崎戦@等々力(前半3-3から結果4-4)←参戦
2015/10/24 鹿島戦@平塚(前半2-0から結果2-1)←参戦
2015/04/08 広島戦@エディオン(前半2-1から結果2-2)
2015/04/04 山形戦@NDスタ(前半2-1から結果2-1)
これ以上は遡らない。
7シーズンで13試合。うち2点以上リードしていた7試合のうち勝ち切ったのは5試合。まあこんなもんか。
しかし、浮嶋・山口体制では3年強で4試合と、そもそも母数が減っている。苦闘の表れともいえるし、チームのあり方が変質しているプロセスともいえる(のか)。
この日のゲームについては、町野の頭と脚の2ゴール、タリクの猛プレス、谷のPKストップ、などなど湘南サイドは良いことばかりだった。
鳥栖は4-4-2で始まって攻撃時には3トップになる。この日はトップが宮代大聖で、右ウイングにSBから上がってくる長沼洋一、左ウイングがSHから上がってくる岩崎悠人。両ウイングで相手最終ラインを引っ張って、2列目の小野裕二、西川潤のためのスペースを作る感じなのかな。特に西川がキーマン、フリーマンになっていた(PKも蹴っていたし)。
湘南は最初はWBの選手が相手ウイングと常時マッチアップする感じだったが、途中からウイングを捨てて前に出るシーンが増えた印象。それで5バックがベタ引きになって2列目にスペースを与えることを防いだのかね。町野の先制ゴールが7分だったので、早々にリードしたからなのかもしれないが。
実際には、この日の鳥栖はどこまで真に受けていいのかわからない。すでにJ1残留は決まり、ACLも関係ない中位が決まっている状態だったので。湘南を応援することで近隣の敵・アビスパをJ2に落とす深謀遠慮がありうるという指摘も説得力がある(我々も、いや、皆までは言うまい)。
それはともかく、岩崎の生かし方が見つかってよかったね、と改めて思う。これはきっと、京都の人も札幌の人も千葉の人も共感してくれると思う。湘南時代の彼を見ていて「これはどうしたら化けられるのだろう…」と思ってたもん。
ただし気になるのは、岩崎がベンチに下がったら、右から左に移された長沼が岩崎そっくりなプレーヤーに変身したこと。鳥栖の左ウイングの位置に行くと、みんなああなれるのか?
【10月のホーム最終戦】
Jリーグとしては10月にホーム最終戦が行われたのは史上初だと思うが、悪くない(普段の年も11月に終わってほしい)。
最終戦セレモニーでピッチに並んだユース、ジュニアユース、ガールズの選手たちが「寒くないのだろうか」と心配しなくて済むのがよい。
【今季最後のスタグル】
薪窯焼きpizzaUNCLEKENの「マルガリータ&スモークベーコンコーンマヨピザ」1000円。
今季後半はピザにはまった。
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