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2024年2月21日 (水)

2024年のJ1順位予想(湘南視点で)

 湘南視点で「蹴落とせるチーム探し」に回帰する。去年「残留争いをする気はない」と豪語して裏目に出たからではなく、客観的に見て厳しいから。特に外国人選手を多く保有できないクラブにとって厳しいシーズンになると予想するので。(昨年の予想はこちら

20位 湘南ベルマーレ
 恒例として最下位に置く。一昨年終盤の好調さがリセットされたのを目撃したので、今年は無邪気にポジティブにはなれない。崩壊はしないだろうし、最適解を見出すことはできると思うけど。
《注目》鈴木章斗。町野、大橋に続く存在として(移籍金で稼ぐ…)。
 
19位 東京ヴェルディ
 昇格したことで十分に成功なので、降格候補でも落胆する必要はない。それよりもツラそうなのは、若い選手が多くショーケースとしての注目度が高いことでしょう。
《注目》千田海人。ヴェルディ×秋田の異物感が。
 
18位 北海道コンサドーレ札幌
 非アジア外国籍選手が不在という、今オフをある意味で象徴するチーム。日本人主力も引き抜かれていて、「次の壁」に直面している印象。
《注目》中野小次郎。クラブは彼を諦めていないのだろうけどミシャは?
 
17位 京都サンガ
 GKに外国人2人という不思議な編成は続いているが、去年に比べればバランスを回復している(左利き3人を並べたDFラインはしないだろう。一方で脱パトリックのチャレンジはリスキー。
《注目》鈴木冬一。自身の本領がサイドバックというコメントに驚く。
  
16位 アルビレックス新潟
 昇格1年目に良い結果が出ると、今度は2年目のジンクスですね。主力が引き抜きされているし、研究もされるようになるだろうから苦戦するのでは。
《注目》遠藤凌。浜通りの出世頭候補? 出番ありそうな編成だし。
 
15位 柏レイソル
 細谷の移籍までに勝点を積めるか、という状況。代役候補に木下を連れてきたり、期待の真家君も控えていたり、という点まで含めて去年の湘南みたい。サヴィオの確保が必須。
《注目》フロート。対湘南決戦兵器。というか、去年のゴールはあの1点だけかよ。
 
14位 ジュビロ磐田
 前回ルキアンに逃げられた教訓を生かしてブラジル人5人体制で臨む。昇格チームの戦略としてはまったくもって正しい(金があるのなら)。
《注目》ペイショット。190cmのブラジリアンFWを連れてくるなんてけしからん。
 
13位 サガン鳥栖
 川井健太監督がいる間はなんとかなるのでは? J2からの補強選手もうまいこと使い道を見つけている印象だし。
《注目》マルセロ・ヒアン。まだ21歳だったのかよ。
 
12位 アビスパ福岡
 長谷部監督がいる間はなんとかなるのでは? と思わせつつ、今季は岩崎悠人を使いこなせるかで川井健太さんと比較されますね(川井さんは創造者の名声を得たが)。
《注目》松岡大起。井手口を逃して松岡を獲れるってズルくない?
 
11位 鹿島アントラーズ
 岩政大先生がなんだかんだで5位フィニッシュしたけど監督交代。そしてまさかのポ将。もしかしてメルカリは売り時を作ろうとしている?
《注目》土居聖真。エルゴラ名鑑は先発起用を予想。メルカリの弱みを握っている?
 
10位 ガンバ大阪
 宇佐美が健康じゃなくて苦しんだ2023年シーズンだったが、今年は彼がベンチから出てくるっぽい。試合終盤のオープンな時間帯にそれは嫌だな。
《注目》鈴木徳真。湘南にとっては心臓をキュッとさせる選手(まだ言ってる)。
 
9位 FC東京
 選手・スタッフの集合写真をキャンプ地で撮っているのが気になる(国頭村?)。ホームスタジアムとか練習場とかで撮るのが「宣材写真」としては正しいと思うが。エルゴラ名鑑だと鳥栖も怪しい。
《注目》ディエゴ・オリベイラ。3トップ仲間がみんな去って、柏時代のような役割を負うの?
 
8位 セレッソ大阪
 気づいたら不思議な編成になっている。GK3人体制で全員30代とか。香川と清武を中盤に並べて、ヨニッチの後釜は特に補強せず(西尾がいるから?)、とか。
《注目》キム・ジンヒョン。セレッソの象徴は香川ではなく彼。

7位 町田ゼルビア
 チャカチャカやってるJ1チームを蹴散らして躍進するっしょ。金は正義。いや、真面目な話、CAがイーグルスを買収する前に結果を出さないといけないから必死でしょう。
《注目》谷晃生。見たところオーソドックスなDFラインで特長を出せるか。
 
6位 名古屋グランパス
 藤井と中谷と丸山の3人を同時に手放すとか常軌を逸している。でもランゲラックがいるからどうにかなるのだろう。油断させて攻め込ませておいて健太印の快速カウンターね。
《注目》パトリック。困ったときに滅法頼りになるよね(怖い)。
 
5位 川崎フロンターレ
 選手の入替えが多く雌伏のシーズンになりそうだが、ジェジエウが本調子に戻れば後ろのことを気にしなくてよいので楽になる。
《注目》大島僚太。もう31歳だって!信じられない(山田直輝ユニを片手に)。
 
4位 横浜Fマリノス
 喜田以外は選手を出し入れしながらチーム力を高めていた印象だけど、気づいたら入れ替わりのスピードが遅くなって主力の平均年齢が上がっているのでは。
《注目選手》西村拓真。いなくなった詐欺で復帰するの?

3位 ヴィッセル神戸
 大迫さんがJリーグに専念すれば優勝できるけど、ACLとの二正面作戦は苦しかろう。
《注目選手》齊藤未月。大怪我から復帰して最終節で優勝を目指す湘南に立ちふさがるというドラマが…、あ、いけね。つい本気の予想を見せてしまった。

2位 浦和レッズ
 非アジア外国人選手が6人いて、うち5人がフルにスタメン候補に挙げられるというのは今季の条件下では強化部優勝だと思う。監督コーチ陣も欧州勢がズラリ。
《注目選手》ソルバッケン。みんなで納豆を食べさせて半年で帰国してもらおう。
 
1位 サンフレッチェ広島
 優勝候補だと思うけど、最大の敵は新スタジアム効果だと思う。吹田の稼働初年もアウェイチームがテンションを上げていたし、同じようになると思う。
《注目選手》大橋祐紀。20点ぐらい獲るのでは(ケガしなければ)。
 
 真面目な話をすると、湘南さんは今度こそ9位以内に入っていただきたい(理念強化配分金のため)。

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高スポ執筆者

  • 荒木又三郎
    高スポ創刊者にして主筆。ACミランを愛する後天性フランス人。高スポ編集雑記に本音をぶちまける。
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    高スポの陰の支配者。湘南ベルマーレを愛する先天性ジャパニーズ。

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