ワールドカップ・ブラジル大会についての記事
高スポ編集雑記にて、本誌主筆・荒木又三郎の記事を集中掲載しています。
抜き出した一文は、三鷹牛蔵セレクトですので、あしからず。
オランダの変わり身と自信家ファンハールの離れ業 (準々決勝 オランダ0-0コスタリカ)
--もはや5バックでもゼロバックでもない。代えの利かないデ・ヨングを失ったオランダは、死のグループを勝ち上がってきたコスタリカを120分の戦いの末に下した。
カウンター偏重のフランスは未だ強豪にあらず(準々決勝 ドイツ1-0フランス)
--リベリーの不在は小さくなかった。デシャンらしいカウンターアタック偏重の戦術でここまで勝ち上がってきたものの、結局のところ、強豪相手には打つ手がなかったともいえる。
チリのポリシーはすべての競り合いに勝つこと (決勝トーナメント1回戦 ブラジル1ー1チリ)
--チリのサッカーはいつだって攻め急ぎ、そういってよければいつだって守り急いでいる。
裏切られたのはザックも同じ(グループC・第3節 日本1ー4コロンビア)
己を見失ったチームはマインドゲームにも勝てず(グループC・第2節 日本0ー0ギリシャ)
両翼なきバイエルンの大勝とC・ロナウドに重なるベッカム(グループG・第1節 ドイツ4ー0ポルトガル)
--こうしたワンサイドゲームを目の当たりにすると、なぜだかやはり憎らしくなってくる。90年代前半に刷り込まれたものがあるのかもしれない。
本田の目標はチームの目標と同じか(グループC・第1節 日本1-2コートジボワール)
チリに残るビエルサの遺産と変われないオーストラリア(グループB・第1節 チリ 3-1 オーストラリア)
--注目しているのは、もちろんチリの方だ。
ファンハールのオランダはゼロバック (グループB・第1節 スペイン1ー5オランダ)
--これを守備的だというなら「ボール支配率を上げればそれだけ失点のリスクが減る」という発想だって、十分に守備的とみなせよう。
腐らなかったドス・サントスにエール(グループA・第1節 メキシコ1-0カメルーン)
--二度にわたりゴールを認められなかったドス・サントスは、ちょっと応援したくなる。
安心させないブラジルの初戦(グループA・第1節 ブラジル3-1クロアチア)
--普段はクリーンにプレーしている選手たちが、W杯のために効果的な反則を学ぶなんて方がよっぽどどうかしている(西村主審の判定に関して)
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